順調ではなかった育苗

イメージ 1
一番奥がコシヒカリ

4月15日に写真をアップした、田んぼの中の苗床は、
一ヶ月以上が過ぎて、田植えに相応しく育ってきました。
とは言っても先日報告したように、コシヒカリの苗だけは、
数が揃わなかったので、やむを得ず営農の苗を使っています。
そして現在の苗床の様子は、上の写真にあるとおりで、
手前から赤米、黒米、香り米、ミドリ米など成長しました。

もう田植えをしていい状態ですが、体調を崩していまして、
あわてずゆっくり、体の調子を伺いながらの農作業です。
今年の苗作りの反省点としては、まず種下ろしする以前に、
選別した種籾を水に入れて、三日間置く時点で失敗があった。
水に下した種籾を、何気なくオーブントースターの上に置いたら、
その後何度か、妻がオーブンを使って加熱してしまったこと。

はっきりとは分かりませんが、これが低温やけどのようになり、
種籾を痛めつけたと思われるのが、最初の反省点と言えます。
次に種下ろしをした時点で、覆土を自分で作らずに買ったことで、
余計にかけ過ぎて、芽が出にくくなっていたと思われるのです。
さらに致命的なのが、土の中にたくさんの虫がいた状態で、
この土を水に沈めることなく、種下ろしをしてしまったことです。

来年も米づくりが出来るようなら、こうした反省点を踏まえて、
また地道に苗床造りから、挑戦したいと思うのですが・・・
一年に一度しか挑戦できない米作りは、苗作りの時点での失敗は、
致命傷になりかねないので、よほどの慎重な注意が必要です。
出来れば余計なことに気を取られないで、農作業だけに集中して、
ベストな米を作れるように、専心してみたいものです。

目標としては、6月20日頃までに田植えをすべて終えて、
それから沖縄行きまでの間に、田んぼの草取りもやっていきたい。
実は今日は、頼成の田んぼで畦塗りの共同作業がある日ですが、
僕は体調が悪いので休み、妻が一人だけで参加しています。
姫も妻の実家のお母さんが、どこかへ連れ出してくれており、
おかげでこうしてブログを書いていますが、このあと少し寝ます。

もともと弱っちい体だった僕が、成人して旅をする間に、
いくらか強くなったとは言っても、やっぱり無理は利きません。
それでもこの年まで、無事に生きてこられたことを感謝して、
これからまだ暫くは、しぶとく生きていこうと思うのです。
あらゆる可能性を考えながら、自分が何をしたいのかを、
誤魔化しなく生きて、息終えればいいと思っているのです。