今年は青大豆味噌だけ

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一昨年に味噌を3種類造ったら、食べきれなくなって、
カメに造った味噌が、そのまんま手つかずに残っています。
それ以外の味噌もまだあって、去年の味噌は手つかずのまま、
今年も味噌造りの季節になって、どうするか考えました。
今年は造らないって手もありますが、やっぱり造りたいので、
一番収穫の多かった青大豆の味噌だけ、造ることにしたのです。

カメの味噌は3年目になりますから、貴重な3年味噌なので、
何かの方法で売ることも考えていますが、今はまだ方法がない。
しかもカメで造った味噌は、まったく黴びることもなく、
きれいな状態のままで、一度も手を入れていません。
そのほかの味噌は、たいてい多少のカビが出来ますから、
何がどう違うのか、どなたかわかるなら教えていただきたい。

上の写真は青大豆を大鍋で煮ているところで、すでに柔らかく、
左下の写真は塩切りした麹と混ぜて、樽に詰めたところ。
最終的には右下の写真のように、平にして塩蓋をして、
ラップで覆ってから、中蓋をして重しを載せて終わりです。
今年は青大豆 2,500gに麹が3枚、そして塩が1,000gで、
これでほぼ塩分4%の味噌に、できあがる予定です。

自分の畑で自然農による大豆を作り、味噌にする工程は、
もうすっかり身についたので、これはこれで維持していたい。
そしてこれとは別に、自然農仲間には醤油を造る人もいるので、
僕も次に醤油造りにも、挑戦してみたいと考え始めました。
醤油は麹から味噌とは違うようで、僕はまだ未経験ですから、
一度造っている人の所へお邪魔して、見ての学習から始めたい。

残念ながら今のところは、自分たち家族分だけの手造りで、
これを誰かに譲ろうとすれば、いろいろ規制があって難しい。
商品として売るのが難しければ、大豆だけをを売って、
そのあと一緒に味噌や醤油を造る、なんてのはどうだろう。
手造りの品物は、品物の価値以上に一緒に造る喜びが大きいので、
さらに料理を一緒に造って、一緒に食べればもっと楽しい。

以前には、豆と雑穀の料理教室を開いたこともあって、
おおむね好評ではあったけど、やっぱり準備が大変です。
企画して準備をするだけにしても、何ヶ月も前から準備する、
その手間暇を考えると、今はそれほど余裕はないかも知れません。
子育てというのは、いつになれば親の手を離れるのか、
もしかしたら、生涯に渡って離れられないのかも知れませんね。