お疲れ様でした

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南砺市協働のまちづくりが始まって、8年になりました。
条例ができてからも、僕は推進会議の1員として残り、
昨年は市長への提言書作りにも、積極的に参加してきました。
今年になって、早々とその回答があったにもかかわらず、
あまり納得のいくものではなかったので、再度提言を見直し、
活発な議論を経て、ようやく内容もまとまりました。

まちづくり推進会議だけでは、詳細な検討が難しいので、
会議の中に運営委員会を設け、提言案をまとめる作業を行い、
その内容で推進会議で議論して、ようやく作成したのです。
必ずしも、委員全員の総意とまでは行きませんでしたが、
違う意見も含めて徹底的に議論した、再度の提言書になります。
これを作る過程では、僕ら市民サイドと行政サイドが本音で話し、
なんとか良いまちづくりができるように、協議を重ねたのです。

9月~12月の間に、合計8回の推進会議と運営委員会を開き、
その都度時間ぎりぎりまで議論して、ようやくまとめた提言です。
それは今後のまちづくりにおいて、協働の精神を風化させず、
さらなる市民と行政、企業や各種団体との協働を進めるために、
何が必要かを考えて、市長への提言としてまとめたものです。
これだけは必要だと思えるものを、なんとかまとめた成果でした。

具体的には、

(1)さらなる少子高齢化の時代に向けて、市民が総参加で考え
  行動できるよう、課題解決型の議論と検討をする市民会議を設置する。

(2)市や自治振興会、各種団体が連携し、一緒に行動できるよう、
  意識を同じレベルまで高めるための、勉強会を開催する。

(3)推進会議の中に広報部会を設置して、何が課題になっているか、
  推進会議で話し合われている内容を、市民に伝える活動をする。

とする3つの提言をして、これを実現できるように努力します。

お互いに喧々囂々の話し合いで、かなり緊張した頭をほぐし、
この一年の労を慰めるために、会議の後で慰労会に行ってきました。
僕は体調の悪いことも多く、夜の飲み会はあまり参加しないのですが、
この日は体調も良く、少し緊張をほぐすために出席しました。
蛇の目寿司の料理も美味しくて、僕は生ビールで4杯ほどいただき、
普段はあまり話さない私生活も含めて、大いに話しが盛り上がりました。

南砺市行政の目玉である、協働のまちづくりについて、
本気で議論する人たちが何人もいるのは、とても心強いですね。
行政職員全員が、あるいは市民全員が協働を理解して推進すれば、
もっと多くの課題が、うまく解決すると思うのですが、
行政職員においてさえ、お金のことしか考えない人がいる。
まして市民は、まだまだ協働意識は薄いのです。

それでも協働の方針があって、理解する市民がいて、
議論が行われている限り、希望は大きいと考えています。
僕らの委員による推進会議は、来年1月で任期が終わりますが、
その後にうまくつなげることができれば、やがて南砺市も変わる。
今はそんな転換期ではないかと、期待しているのです。
行政担当の皆さん、推進員の皆さん、本当にお疲れ様でした。