雑穀を収穫

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このところ特別用事のない日は、晴れてさえいれば田畑にいます。
特に今月は稲刈りの時期でもあり、10種類も米があると、
稲刈りの時期は少しずつ違うので、最低10日間は稲刈りをしている。
さらにそれぞれに脱穀・唐箕があって、手間暇はかかるのですが、
加えて雑穀・大豆類も、今月がもっとも収穫の多い時期になる。

今年の雑穀は、タカキビ、もちきび、モチアワ、アマランサス、
エゴマとあって、写真にあるのは収穫したタカキビを干しているところ。
タカキビは十分に乾燥したら、米と同じように脱穀・唐箕をして、
籾摺りまでしたら、ようやく料理に使えるようになります。
ほとんど収穫は終わっていますが、エゴマはまだこれからです。

今年の大豆類は、黒大豆、青大豆、艶麗大豆、鞍掛豆、そして小豆。
一番多いのは黒大豆ですが、台風で倒れて水浸しになってしまい、
2割以上が腐ってしまって、収穫できない状態になりました。
これとは別に枝豆も作りましたが、枝豆は何でも代用できるので、
8月~9月は何かしら若い豆を、枝豆として食べることができました。

大豆は大きい豆だから大豆かと思ったら、「大いなる豆」の意味だとか。
確かに大豆は日本料理にとって大切で、主に煮豆用、豆腐用、味噌用、
そして納豆用とあり、種類としては40種類ほどあるようです。
黒大豆などでは、丹波の黒豆のように名の通ったものもありますが、
僕が作っているのは味噌用の作りやすいもので、煮豆にも使っています。

今年は雑穀を含む多くの作物で、育ちは悪くなかったのですが、
ちょうど収穫時期に台風が来たものですから、被害も結構ありました。
一番酷かったのがアマランサスで、収穫後の管理も悪かったから、
虫がわいてしまい、これを乾かして日に当ててようやく収穫できました。
どの程度食べられるか、おおかた来年の種になるのでしょう。

田んぼのハサが空いた所を利用して、タカキビを干していたら、
去年いろいろお世話になった人が、ひょいと顔を出してくれました。
世間話をしている間に、何枚もの写真を撮っていただいて、
わざわざ届けていただいたので、今日はそれを使わせていただきました。
自分の写真を見るのは、あんまり好きではないのですが・・(^_^;)