まずは古代米4種

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今年も無事に、お米が順次実り始めています。
今日の写真は、比較的早く実った古代米を4種類で、
左から順に、細赤米、穂赤赤米、香り米、早生黒米。
今日はこの特徴を、簡単に紹介しておきます。

細赤米はもう12~13年前から、作っているお米で、
比較的作りやすいのですが、実ると落粒も早いです。
またその年の気候に左右されやすく、ダメな年は極端で、
台風などの被害も、受けやすい品種かもしれません。
それでも他のお米と違って、細長い形が個性的ですし、
僕のブレンド古代米には、欠かせない品種になりました。

穂赤赤米は、比較的最近になって作り始めたのですが、
見ての通りに、穂が鮮やかに赤くなるのが特徴です。
風雨にも比較的強いし、お米もしっかりした赤色なので、
今ではブレンド古代米に不可欠の、赤米になりました。
緑米と並んで、稲穂の美しさも特徴的ですから、
花屋さんに並べても、売れると思うのですが・・・

香り米は背が高く、放っておいてもよく育つ品種で、
昔の砺波平野では、一般の農家も作っていました。
それが農協でコシヒカリを推奨し、これが広まると、
いつのまにか廃れて、誰も作らなくなった品種米です。
ちょっとハーブっぽい、ほのかな香りがあるので、
それを楽しむために、作られていたと思われるお米です。

早生黒米に関しては、元が何だったのかよくわからず、
僕が過去に作った4種類の黒米から、今も残っているもの。
実はこの黒米は、作る場所によって姿を変えたりするし、
違う種類と思ってもらってきて、自分で作ってみたら、
同じものだったりする、わかりにくい品種でもありました。
今は整理して、2種類だけ残している黒米の一つです。

このほかに、瀬高黒米、晩稲赤米、緑米をもって、
7種類の古代米とし、ブレンドしておわけしています。
毎年11月末には準備を終えて、12月中の販売ですが、
売り切れ次第終わりますので、ご注意ください。
元々は売るつもりではなく、自然農による古代米の魅力を、
少しでも多くの人に味わって欲しい、と思って作っています。

今では我が家では欠かせないお米で、白米に混ぜて使えば、
手軽に玄米の魅力を、味わえるようになったのです。
詳しい炊き方などは、ブレンド古代米ができた時点で、
あらためてご報告と、案内をさせていただます。