明日は、ひな祭り

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最近街を歩けば、いろんな所でひな壇を見かけます。
明日はひな祭りですから、季節柄でもあるでしょうが、
ここ南砺市でも、先日訪れた高山市下呂市でも、
ともかくいろんな雛飾りが、これ見よがしに並んでいる。
我が家には、孝明さんに彫ってもらった内裏様だけですが、
今の時代には、このくらいがいいようにも思います。

僕はこちらに引っ越してから、10年以上に渡って、
高岡市南砺市の、男女平等共同参画に関わってきました。
10年前に比べれば、人々の意識も変わってきましたし、
セクハラ意識も広がって、市民権を持つようになってきました。
だけどなかなか女性の社会進出は、伸び悩んでいますし、
政府や行政の女性登用目標は、いまだに低迷したままです。

男と女は確かに違う生き物ですし、文化も違いますから、
女が男と同じように働くのは、違和感があるでしょう。
だけど実はその発想自体が、男社会の発想であって、
今の男社会をもう少し、女社会に近づければいいのです。
会社優先の社会を、家族優先の社会に近づけることで、
男にも女にも差別のない、人間優先の社会が築けるのです。

文化である部分と、本来性の発露である部分を、
しっかり分けて考えるためには、外国に学ぶ手もある。
それは外国に習えというのではなく、違う文化を知ることで、
日本の文化を再認識し、より良い文化を考えるということです。
男女平等においては、北欧に学ぶことが多いのですが、
例えば中国と比較すると、どんなことがわかるのか?

ある本に、ブログから拾ったこんな記事が載っていました。
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【恋愛観の違い】
日本の女性は貞節を守り、夫に恭しくつくし、子どもをしっかり育てる。
中国の女性は、一夜限りの関係と不倫が世界で一番多い国である。

【夫に対する態度】
日本の女性は夫を励ましねぎらう。夫が夜遅くに疲れて帰宅すれば、
妻は「今日もお疲れさま」と迎える。
中国の女性は夫に愚痴と小言を並べ立てる、夫が夜遅くに疲れて帰宅すれば、
妻は「どこへ行ってたのよ!」と怒鳴り散らす。

【子ども教育に対する違い】
日本の女性は、「悪とは勇敢に闘え」と子どもに教える。もしも負けたとしても、
闘ったことが大きな栄誉と考える。
中国の女性は、「悪に出会ったら隠れろ・逃げろ・避けろ」と教える。
悪は神がなんとかする。

【娘への教育の違い】
日本の母親は、娘に「夫の面倒をよく見て、義理の両親にも
甲斐甲斐しく孝行」するように教える。
中国の母親は、娘に「夫の資産をちゃんと管理」するように教える。

【男の魅力の認め方】
日本の女性は、金のない男には耐えられるが、臆病で弱い男には耐えられない。
中国の女性は、臆病で弱い男には耐えられるが、金のない男には耐えられない。
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皆さんはこれを読んでどう思うか、そうでない人もあるでしょうが、
映画や小説を思い出すと、納得するところが多い気がします。
こうした違いは文化ですから、何がいいかは話し合って決めればいいし、
もしも多くの日本人が、今の日本文化を守りたいと思うなら、
女性が不利益を被ることなく、こうした文化のもとで暮らせるように、
法律や社会環境を整備していくことが、平等社会を築くことだと思うのです。

過去の長い歴史の上に、現代社会が作られているように、
僕らがどう生きるかによって、未来社会は作られていくでしょう。
そうであればこそ理想が大切で、現状におもねるだけでなく、
自らが望む理想に即して、自分の生き方を決めていく必要があります。
我が家の姫が20年後、40年後にどんな暮らしを望むのか、
男女文化の豊かな社会で、幸せに暮らして欲しいと思うから・・・