自分にできることを

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姫が生まれてから、僕の生活はけっこう変化して、
家族の時間を大切にする毎日が、続くようになりました。
NPO活動にも、ほとんど参加しなくなりましたし、
自分で企画するような活動は、今はまったくしていません。
知り合いが企画したイベントに、少し参加するほかは、
市の企画やイベントに、顔を出して楽しむ程度になっています。

そんな中でも、南砺市まちづくり基本条例を作ったことから、
協働のまちづくりへの協力は、続けていきたいとは思っています。
そこで市の公募が行われている会議に、応募参加していますが、
現在は一人3つの会議への参加が、許されていますので、
僕はその基準に従って、次の3つの会議に参加しているのです。
(1)南砺市協働のまちづくり推進会議
(2)南砺市子ども・子育て会議
(3)南砺市男女共同参画推進審議会

昨夜はその中の一つ、協働のまちづくり推進会議に参加して、
市長から辞令交付をいただき、いくつかの審議に参加しました。
去年の2月に市長への提言をまとめたあと、1年が過ぎて、
どれだけの成果があったのか、協働課から報告はありましたが、
目に見えるような大きな進展は、なかったように見受けられました。
中には一つの課題に対して、1年前に僕らが受けた報告と、
ほとんど変わらないような、残念な報告もあったのです。

1年前に僕らが感じていた課題は、3つありまして、
一つは、新しく整備された自治振興会のレベルアップと活性化、
二つ目は、市民団体や事業者との協働をどう進めるのか、
三つ目に、市民参画をどのようにすれば広げられるのか、
これらを課題として、対策をするように提言したと思います。
それに対する対応状況が、文書で提出されていましたが、
残念ながら具体性なものは乏しく、残念な結果だったのです。

もっとも市長へ提言して、それで済むくらいのことなら、
最初から推進会議の必要性もなかったので、ここが頑張りどころ。
これから来年の条例見直し時期に向けて、具体策を提案し、
協働のまちづくりが、形骸化しないよう見ていく必要があるのです。
実は他の会議においては、形骸化しているように見受けられる、
危ういものが既にあるので、まちづくり推進会議だけはしっかりしたい。
今の僕にできるのは、その程度のことかなと思うのです。
 

写真は2011年の、条例策定委員会を撮したものです。