八尾で餅つき

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寒いとは思いましたが、僕らの住む井波地域では、
さほど驚くほどの寒さでも、ないような気がしていました。
いつものように山田村を通って、八尾の大長谷まで行き、
その凍てつくような寒さに気温を聞いたら、-8℃だったとか。
空は快晴でしたから、放射冷熱もあったのでしょうが、
積もった雪は溶ける気配もなく、固く凍ったままでした。

こんな日はあまり人も来ないかも、と話していたとおり、
例年なら順番待ちになる、餅米の蒸籠蒸しもすぐに始まって、
お昼前には一臼ついて、蒲鉾型に詰めるまでできました。
餅つきの日の楽しみの一つが、石黒家の昼食なので、
お昼には人も集まってきましたが、例年に比べれば少ない。
それでも最終的には大人20人ほど、子どもだって10人ほど、
たいていは家族連れで、いつもの顔が集まりました。

我が家の餅は、今年はミドリ米と大正餅が一臼ずつで、
例年よりも少ないのですが、新しい田んぼはで収穫量が少なく、
こんな年もあるってことで、その通りに餅にしました。
来年は七種古代米を少し減らして、ミドリ米だけを増やし、
ミドリ米の餅を増やして、お世話になった人に送ろうと思います。
いろんな人にお世話になりながら、日々を暮らしているので、
年に一度は、そのお礼をするのがいいでしょう。

玄米餅をうまく突き上げるには、体力もコツもいるので、
たいてい石黒家の誰かに、指南と手伝いをお願いしています。
今年も立った二臼ですが、半分ほどをやってもらって、
なんとか無事に、ミドリ米と大正餅の玄米餅が突き上がりました。
鏡餅は1セットだけで、それも小さめのものにして、
あとは全部蒲鉾型ですが、それもかなりいい加減な形です。

家の中はストーブでポカポカ暖かいのですが、一歩外へ出ると、
実を切るような寒さで、長くはじっとしていられません。
子どもや若い人たちは、雪合戦を始めていましたが、
僕はそんな寒いことは苦手なので、しばらく姫と散歩して、
あとは家の中で、マンガを読んだり絵本を見たりで過ごしました。
姫は寒いのは平気そうですが、この2~3日風邪気味で、
水洟を垂らしていましたから、今日は無理させませんでした。

大長谷へ来ると、時間もゆっくり流れるようで、
ついつい長居をしたくなるのですが、夕方になれば、
また谷間の雪解け水が凍って、道路が滑って危なくなります。
この帰り道でスピンしたことが、何度かあるので、
帰りは早めに石黒家をお暇して、今朝来た道を帰りました。
それにしても新しい車は、軽くて燃費もいいし、
古い車と同じ軽四とは、思えないほどに快適です。