あたたかい日々

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このところ雨の日もありますが、天気の良い日は気持ちがよく、
例年に比べると、あたたかい日が続いている気がします。
すでに11月もあとわずかですが、まだ初雪は降っていないし、
車のタイヤもノーマルのまま、様子見が続いている。
いわゆる地球温暖化などの、異常気象の影響だとしても、
アメリカでは季節外れの大雪とか、恐くなるニュースもある。

僕が住む北陸地方に限って言えば、温暖化の影響によって、
雪の量は減ってきているから、ありがたい状態ではあるのです。
だけどこうした異常は、どこかにしわ寄せが来るようで、
東北地方では、近年になって大雪の年が増えているようです。
我が家は古い家なので、今後に記録的な大雪になれば、
家が崩れる心配だってあるから、雪の情報はいつも気になる。

それでもあたたかい日はありがたくて、空も晴れ渡っていると、
じっとしていられなくて、どこかへ出掛けて見たくなる。
新しい車にはナビがあるので、行ったことのない場所でも、
住所や名称が明確な場所で有れば、簡単に行くことができます。
先日の晴れた日には、初めて稲葉山牧場に行って来ましたが、
暖かいと言っても11月下旬なのに、大勢家族連れが来ていました。

日本人は何にでも慣れるというか、地球温暖化にしても、
在日外国軍にしても、それどころか大地震放射能汚染でさえ、
何年かすると忘れて、過去のことにしてしまう習性がある。
あまりにも天災や人災の多い国土で、この忘れっぽさは、
ありがたいことでもあるし、立ち直りの早さにも繋がっています。
それが諸外国の人には、不思議な日本人として見えるでしょう。

たしかに世界の常識から見れば、日本は少し変わっていて、
曖昧さを大切にしながら、どんな宗教でも受け入れてきました。
仏教一つを見ても、これほど多くの宗派が活発に活動している国は、
日本を置いて他にはないのではないか、と思ってしまうのです。
この受け入れの柔軟さというか、懐の深さと太っ腹も、
千年2千年の歴史の中で、培われたものに間違いありません。

したがってこの日本独特の感性は、大切にしていきますが、
その上でどのように生きるか、考えておくことは大切でしょう。
10年20年の単位で何が起きようが、惑わされない生き方、
50年100年の単位で何が大切か、わかってさえいれば、
あとは今日のお天気に合わせて、楽しく日々を過ごせばいいのです。
「こんにちは、今日も良いおひよりで」とは日本人の挨拶です。