敦賀原発で活断層が確定?

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長いあいだ、活断層があるかないかでもめている、
福井の原発銀座ですが、原子力規制委員会は19日の会合で、
「将来活動する可能性のある断層(活断層)」がある、
との評価書案を決定した、と報じられています。
これは敦賀原発の敷地内で、以前から言われていた断層で、
電力会社は「活動性はない」と主張しているものです。

すでに新しい原発まで建設して、稼働させたい日本原電が、
おとなしく引き下がるとは思えませんが、委員会の評価は重い。
この重い評価をどうはね除けようとするか、見ものですが、
将来の子どもたちのために、明るい希望を残すには、
この評価を基に、原発の稼働を諦めて欲しいと思うのです。
あまりにリスクの高い原発は、使うべきではないのです。

安倍独裁政権は、自信満々で総選挙に打って出ますが、
僕らはもう一度、今度の選挙で何が問われるのか、
考えをしっかり持って、選挙権を行使する必要もあります。
政府に都合よく作られた「秘密保護法」や、エネルギー政策、
沖縄基地問題や財政健全化政策など、問題は山積しており、
これらをどうするかが、選択されなければなりません。

一つ一つの問題でさえ、あまりにも大きいのですが、
だからと言って目をつむっていては、もっと悪くなるのです。
現状に替わる良い案がないなら、まず現状の動きを止めて、
その上でどうすべきか考え、実行していくしかないでしょう。
一刻の猶予も出来ないと言って、ひどい政策を進めれば、
二度と猶予のない悲劇へ、転落していく可能性もあるのです。

僕らの時代を名付けるなら、「過剰の時代」とでも言うか、
情報もお金も物資も、すでに有り余るほどにあるのに、
片寄った人に集められて、多くの人が苦しんでいるのです。
この分配が適正に行われるなら、不足なものはほとんどないのに、
過剰な欲望が平和と平等を拒み、さらなる過剰を求めるのです。
こんな時代は終わらせ、理想を掲げる社会にしなければなりません。

沖縄で辺野古移設を承認した知事が、不信任されたように、
たとえアベノ独裁がどう動こうと、選挙民が違う道を選ぶことで、
アベノ独裁の道に、反対であると意見表示は出来るのです。
残念ながら民主党やその他の野党は、何を言いたいのか、
首をかしげたくなることが多いし、マスコミもあてにならない。
それでも僕らは、民主主義を守る批判精神を貫くしかないのです。