寺子も田植え

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自然農の田植えも、佳境に入ってきまして、
清水明でも、かなり進んできています。
僕のエリアは、餅米系とイセヒカリが終わって、
あとはコシヒカリを、残すだけになりました。
寺子こども園のエリアにも、子どもたちが来て、
少しずつですが、田植えを始めています。

寺子こども園では、食育と自然体験を兼ねて、
自然農で作物を作る、田んぼと畑があって、
その田んぼで、子どもたちが田植えをしていました。
田植えと言っても、3歳4歳の子どもですから、
大人が見ていないと、とんでもないことになりますが、
今日は大人3人に子ども8人で、間に合いません。

僕は事前に、手本となる1列を用意して、
あとは手を出さずに、自分のエリアをやりました。
泣いている子や、泥んこ遊びになっている子、
そんなちびっ子を見るのは、一人で2人が限界で、
3人4人になると、目が行き届きません。
そして子どもたちは、大人を余所に大騒ぎ。

それでもなんとか、時間内に何列かできて、
かなり危なっかしくはあるけど、稲苗が並びました。
今年は苗がうまく育ったので、できれば最後まで、
うまく育てて、自分たちの米にしたいでしょう。
僕はなるべく表に出ないで、サポートすることで、
子どもたちの体験を、本物にしたいのです。

よくある体験学習の、田植えだけや稲刈りだけとか、
全体を無視して、美味しいところだけ体験する、
それでは米作りがどんなものか、わかりませんからね。
僕らの体験では、苗床作りから田植えを含めて、
秋の稲刈りから脱穀まで、全部自分ですることにより、
米作りがどんなものか、わかってもらおうとするのです。

と言っても、子どもたちはそんな思惑はしらず、
自分たちのやりたいように、遊んでいますが、
それでも年間を通して、全部を体験することによって、
米作りとは何か、少しは感じてくれると思います。
僕もそのお手伝いをして、秋の収穫も一緒にやれば、
子どもたちとの絆も、深まると思うのです。