育ってきた稲苗

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近隣の田んぼでは、田植えが始まっており、
場所によっては、終わっているところもありますが、
富山県の自然農では、ようやく苗が育っています。
まだ5~6㎝なので、植えられるのは2週間後、
その2週間後に、畦塗りの共同作業を予定しているので、
畦塗りが終われば、6月1日から田植えが始まります。

写真で紹介したのは、頼成とは別口の田んぼで、
1反を4人で借りているところですが、僕はその半分、
5畝近い面積に植える稲の、苗床の全部です。
手前がコシヒカリで、その向こうにイセヒカリとミドリ米、
こちらでは3種類の稲を、植える用意をしています。
ちなみに頼成では、8種類の米を植え付ける予定です。

毎年桜の花の咲く頃に、苗床を作って種を降ろしますが、
4月末から5月初めにかけて、芽が出るかどうかが心配です。
僕は様々な失敗を経験していますが、今年はうまく育って、
5月始めには、11種類全部に芽が出ているのを確認しました。
それから2週間が過ぎて、苗は順調に育っており、
昨日は地面に這いつくばって、草取りも終えました。

草取りを終えたところに、軽く米糠と油粕を降って、
水の調整もしたので、これでやることはほぼ終わりです。
あとは2週間後に成長を確認したら、順次田植えです。
全体としては、去年よりも多い作付けですが、
今年は慣れた場所ばかりなので、やりやすい筈で、
何とか無事に、予定をこなしたいと思っているのです。

9月下旬には、富山自然農を学ぶ会が中心になって、
八尾で自然農の全国大会が、開催される予定です。
僕もお手伝いすることになるので、少しは手を空けて、
多くの人の受け入れを、円滑に行いたいとも思っています。
石黒さんが、「今やっておきたい」とおっしゃる通り、
僕もこれが最初で最後の、大きな関わりだと思うのです。

川口さんが元気な間にとか、石黒さんが出来るときにとか、
そんなこと以上に、僕自身が出来るときでないと、
深く関わって協力することは、出来ないと思うのです。
今年そのチャンスをいただいたのも、偶然とは思わないし、
何か自分らしい協力が出来れば、と思っているのです。
詳細が決まれば、皆さんにもお知らせします。