自然が楽しい!

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4月20日に紹介した、こども園の苗床作りでは、
実際に子ども達が、種を撒いたり覆土を掛けたりして、
いろんなお手伝いをしましたが、今回は難しい。
種籾から出てきた芽を確認し、稲以外の草を取るのですが、
取っていい草と、稲の新芽を区別するのが難しいので、
子ども達はおおかた見学で、大人が作業をしました。

今年は4月に低温だったせいか、稲の成長は遅いので、
昨日の時点でも、まだほんの小さな芽が多いのです。
回りの草を取るときも、気を付けて取らないと、
土が起きて稲の芽を倒してしまったら、大変です。
そっと指で地面を押さえながら、草の芽を取ってやる、
これがなかなか、小さな子どもには難しいのです。

手持ちぶさたになった子ども達は、水辺に集まって、
裸足になって水の中に入ったり、カエルを捕まえたりして、
次第にテンションが高くなり、元気に遊び回るのです。
裸足が苦手の子や、水に濡れるとオシッコしたくなる子やら、
それはもうてんでで、見ていても大変そうでしたが、
お世話係の人たちは慣れたもので、一つ一つ片づけます。

子ども達は、最初はうまく溶け込めない子も居ましたが、
泣いたり甘えたりして、やがて自分のペースを掴み、
終わり頃には、全員元気で動き回っていたように見えました。
今回はまだ水を入れてすぐなので、生き物も少ないですが、
田んぼに水を張るようになれば、どこからともなく、
生き物が出てきて、水たまりは自然冒険地帯になるのです。

うちの姫は、まだ外で遊ぶときは靴を履いていますが、
田んぼは他の屋外と違って、比較的安全な場所ですから、
もう少し大きくなったら、みんなと一緒に裸足で遊ばせたい。
手足の素肌を通して伝わってくる、微妙な感性こそ、
その後に様々な感性の、基本になるように思うのです。
五感の中でも触感が、他の感性の基になっている気がします。