雪の下から

イメージ 1
 
用があって山へ行った帰りに、野菜を取ってきました。
畑は雪で覆われていますが、雪をどかしてやれば、
立派に育った野菜が、しっかりと眠っています。
今回はキャベツと白菜ですが、他にもカブやダイコン、
ニンジンやブロッコリーなどが、収穫できる状態で、
春を待つものとしては、エンドウやタマネギ、
ニンニクやアサツキ、ラッキョウなどがあります。

去年暮れの餅つきから、2週間ほどを過ぎると、
みどり玄米餅は、一気にカビが目立って出てきました。
鏡餅にしたものは、鏡開きでぜんざいにして食べ、
残りの薄切りにしたものも、あと少しで食べ終わります。
カビは包丁でそぎ落として、全部食べますが、
食べ終わっても、冷凍したものがだいぶあるので、
少しずつ食べれば、2月いっぱい食べられるでしょう。

3月にもう一度、石黒家で餅つきがあるので、
僕もそのときに、残りの餅米で餅つきに加わります。
まだ籾付き状態残してある、ミドリ米の籾摺りをするので、
一緒に常食米の籾摺りもして、それで夏まで食べれば、
夏は精白米を買って食べ、秋にもう一度玄米を食べます。
全部常食米を作れば、なんとか自給も可能ですが、
古代米も作りたいので、多少の米は買うことになります。

野菜などは全部自給は無理で、いただき物も多く、
毎週一度か二度は、スーパーへ行って買い込んでくる。
つまり今のところは、お金に頼らざるを得ないので、
なるべくお金に頼らない、あるいは頼りすぎないように、
方向性だけは自給を目指す、程度のことなのです。
そんな多少のことでも、方向性がはっきりしていれば、
様々な選択の場面で、自分を活かすことも出来るでしょう。

生き方を考え、生き方を定めるからと言って、
思うように理想的な生き方が、できるとは限らない。
むしろできないことが多く、躊躇するのですが、
無理をせずに、なるべく自分でやってみることで、
少しずつでも、道は開けてくると思うのです。
日常的に、少しでも誰かの役にたつことをすることで、
自らの存在が、意味のあるものにもなるでしょう。