神々と暮らす

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1月3日の井波八幡宮
 
初詣は、地元の井波八幡宮へ行きました。
我が家では、神棚を用意してないので、
神社へ行かない限り、家で柏手は打ちません。
だけど昨年末に、町内会の宮委員の人が、
各戸に八幡宮のお札を、持ってこられたので、
町内会の役員として、断れずに受け取りました。

受け取ったお札は、古い神棚の中ではなく、
居間の片隅に、いつも見えるところに置きました。
僕にとって神は、身の回りに満ちているので、
わざわざお札にして、飾ることもないし、
神棚のような形式も、僕には必要ないものです。
なにせ我が家には、生き神様も二人おわす。

姫はもちろん、絶対的な神様なのですが、
同じように妻も、山の神ならぬ神様でして、
理屈ではなく、僕は従うしかない存在なのです。
たぶんどこの家でも、男は皆同じように、
妻を奉ることで、家内の平和を維持しており、
これが家庭円満の、秘訣なのでしょう。

とは言え最近我が家では、姫が夜泣きをして、
僕はその泣き声で目が覚めますが、妻は起きない。
そこで僕が姫のおしめを、濡れていれば取り替えて、
それから妻に、おっぱいをお願いして寝ます。
ところが、姫の鼻が詰まっていたりして、
何度も夜泣きをすると、僕が眠れなくなる。

妻も努力しているようで、寝ぼけながらも、
姫の面倒を見るのですが、やっぱり初動は遅い。
僕が動き出してから、妻も動くことが多く、
その時点で僕は、すっかり目覚めを繰り返し、
やがて眠れなくなって、寝床の中で悶々とします。
やっと眠った頃に、また姫が夜泣きをすれば・・・

柔な神経では、この時点でアウトでしょうが、
僕は自分でも意外なほど、しぶとく耐えています。
夜中にあまり眠れなければ、体調も崩しますが、
神に仕えるためと思えば、なんとかやっていけるし、
同じように妻も、彼女なりの努力をしている。
我が家とは、神々の暮らす場所でもあるでしょう。