いつだって、クライシス!

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このところ子育て関係の話題が、多くなっていますが、
今日は夫婦の関係として、産後クライシスを考えてみました。
と言うのは先日見たネット話題で、夫婦の離婚というのは、
子どもが出来て2年目までが多い、その理由というのが、
妻が子ども中心になって、夫の不満が募ると言うものです。
これを名付けて、産後クライシスと呼んでいましたが、
僕たち夫婦だって、出産後にトラブルの数は増えています。

どんな人間関係だって、いつもうまく行くわけではないし、
恋愛結婚した男女の妄想は、出産の現実やその後の対応により、
様々な不満が積もり積もって、いつ爆発してもおかしくない。
そんな不穏な状況の中で、何かちょっとした諍いが発火し、
大きな紛争になるのを、どのように防げばいいのか?
僕の場合は妻との年齢差が大きいので、僕にしてみれば、
妻とのケンカは親子喧嘩のようで、大喧嘩にはなりません。

そもそも結婚してくれたこと自体、有り得ないようなことで、
毎日感謝こそすれ、多少の行き違いなどあって当たり前なのです。
僕の両親は亡くなっているから、僕らに口出しする人もなくて、
二人のことは二人で解決するしかない、難しさもありますが、
僕だって伊達に長く生きてきたわけじゃないので、対応も出来る。
対応と言ったって、妻の言葉にいちいち腹を立てないことと、
妻を怒らせるようなことは、言わないようにするってことですが。

それでも時々は姫を巡る意見の相違や、単なるイライラによって、
言葉のちょっとした端々を巡って、ケンカになることはあるのです。
僕はその場では相手の言い分に任せて、謝って済ませてしまう。
売り言葉に買い言葉で言い争えば、言わなくてもいいことを言って、
さらにこじれることは、長年の知恵でわかっていることなのです。
市民活動のようなパブリックな場面でさえ、諍いは起きるのだから、
プライベートにスになれば、言われたくないことを言い合ったりもする。

問題はこの“言われたくないこと”で、人によって違うから、
自分ではさほど気にせずに言ったことが、相手を痛く傷つけて、
場合によっては取り返しのつかないほどに、溝が出来たりするのです。
昨日も妻とちょっとしたケンカをして、言い争いになったので、
僕は「余計なことは言わない」と、約束してしまいました。
だけど妻が嫌がる“余計なこと”って何か、よくわからなくって、
冷静になったところで、そのことをうち明けたら許してくれました。(^_^;)

僕は結構何でも思い通りに言って、相手を傷つけることはあるので、
そのうちまた、妻の逆鱗に触れるようなことを言いそうですが、
大切なのは自分で不満を募らせないで、相手に言ってみることです。
相手が育った環境で身につけた習慣は、簡単には直らないから、
まずそのまま受け入れて、落ちついてから話し合えばいいでしょう。
なにがしかの価値感が同じだったから、一緒になったことを考えれば、
話して理解できないことは、滅多に無いと思うのです。

お互いにどうすれば、仲良く楽しく暮らせるかを考えて、
考えたことを実行して、努力することで培われる気持ちよさが、
夫婦の幸せを紡いでいく、僕はそう思っているのです。