RBC ar.71同期会

イメージ 1
 
立教大学放送研究会の、71年入学期生を中心としたメンバーが、
卒業以来およそ40年ぶりに、同期会を開いて集まりました。
想定でおよそ17~20人くらいの人数ですが、正確に71年入学なら、
全員で16人ですから、今回はかなりの出席率と言うことになります。
中でも僕はこの間、ほとんど誰とも会っていませんでしたから、
会ってすぐには、誰だかわからない人もいて焦ってしまいました。

写真を見ての通り参加者は11人ですが、家族のトラブルによって、
急遽参加できなくなった監事夫婦は、一番会いたかった二人でもあります。
また連絡が取れていながら、仕事や家族の用事で来られなかった人がいたり、
うまく連絡が取れないまま、今回はあきらめてしまった人もいました。
40年の歳月の中で、以前に会ったのは一人だけでしたし、
電話で声を聞いていたのが3人ほどいましたが、あとは全く40年ぶり。

会場になった貸し切りの施設は、熱海の来宮にある古風な建物で、
部屋のベランダからの眺めは、いかにも粋人が好みそうな風情でした。
僕は日本アルプスをぐるりと回って来るのに、夜行高速バスを使ったので、
新宿には早朝に着いてしまい、そのまま熱海にも早々と着いたので、
久しぶりに熱海の町をぶらついて、ついでに土産も買っておきました。
明日は池袋から高速バスに乗るので、熱海の土産を買う暇はないのです。

三々五々に集まったメンバーは、すぐには誰だかわからない感じで、
それでも話を始めると、やがて懐かしい感覚が戻ってきたから不思議です。
10分もすると、ぼんやりしていた記憶が確証に変わってきて、
懐かしい記憶が次々に蘇り、僕らは一気に40年前に戻ったのです。
宴会が始まる夕方には、すでにかなりのビールを飲んでいたのですが、
メンバーと料理がそろって、生ビールで乾杯から仕切直しです。

持ち込み自由な会場なので、それぞれ日本酒や泡盛を持ってきた人が多く、
缶チューハイやワインなども含めて、かなりの酒が宴席に回りました。
なにせ40年間のブランクを埋めるのですから、話は尽きずに続き、
夜行バスで来た僕は、途中一旦退場して横になったのですが、
軽く一眠りして会場に戻ると、夜中の1時過ぎまで話が盛り上がりました。
貸し切りだからこそ誰気兼ねなく、尽きない話で夜が更けたのです。

そう言えば僕らのRBCは、先輩にも大酒のみが大勢いたので、
白樺湖で夏合宿をやったとき、酒屋のビールを飲み干した話があります。
当時は僕らもよく飲みましたが、今ではあまり飲めなくなっている。
それにもかかわらず翌日の清算の折には、宿の人が呆れるくらい、
よく飲んだそうなので、これも当時の感覚が蘇ってしまったのでしょうか?
みんなよくしゃべって、すっかり酔っぱらって寝ることになりました。

男性9人は2階部屋を使いましたが、酔っぱらいはいびきも凄まじく、
中でも3人ほど、野獣も逃げ出さんばかりの大いびきが部屋中に轟いて、
朝までうまく眠れなかった人もいたようですが、僕はなんとか眠りました。
朝日を正面に見ながら、早朝の温泉に浸かって一休みすると、
なんとも言えないくつろぎ感が、全身を心地よく包んでくれます。
40年のコリが取れたような、不思議な心地よさがありました。