今年最後の自然農学びの日

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遠くに子どもたちが遊んでいるのが見えます。
 
すべての米の収穫が終わり、豆の収穫も終わると、
今年の自然農も終わりの季節で、来年の準備に入ります。
僕の畑では、キャベツ、白菜、大根、ブロッコリーなどが育ち、
種から蒔いたカブやニンジン等は、今が間引きの時期です。
そのほかタマネギの苗が植えられて、ニンニクやラッキョウも、
来年の収穫に向けて、着実に大きく成長しているところです。

今年の収穫が終わった場所は、米糠と菜種油で補いをして、
また来年に新たな作物を育てる、準備をしておきます。
うち一畝には、春の成長を期待して4種類のエンドウを蒔き、
収穫が終わると同時に、はや来年の準備が始まっているのです。
もう一ヶ月もしないうちに、このあたりでも雪が降りだして、
雪解けの3月までは、自然農もしばらくお休みですね。

このあともうしばらくは、個々人の農作業が続きますが、
12月になれば農作業はしないで、自然農園の大掃除をします。
大掃除が終われば、その日の午後にみんなで集まって感謝会。
この感謝会では、自然農園で採れた米や野菜を使って、
参加者もそれぞれ一品を持ち寄って、美味しく賑やかに、
今年一年間の収穫や学びに、感謝するイベントになります。

明日からは天気が崩れる予報ですが、今日一日は快晴で、
子どもたちも、多い時間帯では7人が集まって大はしゃぎ、
我が家の姫も一緒になり、おっかなびっくりで遊んでいました。
普段は町中に暮らしているので、土遊びは貴重ですし、
それ以上にこの場所では、同じ年代の子どもたちが集まって、
一緒になって遊べるのが、姫には刺激的で楽しそうです。

気がつけば12年目の自然農ですが、気付き学ぶことは多く、
これからも自然に寄り添って、日々の暮らしを立てていきたい。
ありがたいことに、指導してくださる石黒さん一家や、
共に続けているたくさんの仲間がいるので、めげることなし。
人生をより豊かなものにするためにも、自然農を続けて、
自然の知恵や豊かさを、さらに身につけていきたいものです。