優勝1億円より、妻の出産

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米男子ゴルフツアー、カナダ・オープン(カナダ・オークビル)
で27日、前日の第2ラウンドまで単独首位に立っていた
ハンター・メーハン(米)が妻の出産を理由に突如棄権した。
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今日はこんなニュースが報じられ、アメリカのメディアでは、
「彼は勝つことを選ばなかった」と大きく扱っているようです。

前日まで単独首位で、優勝賞金は約1億円と言いますから、
これを放り投げて妻の出産に向かう、新しい男の心意気でしょう。
第3ラウンドのスタート直前、妻のカンディさんの陣痛が始まった
との連絡を受け、途中棄権することを即決したと言いますから、
最初から、出産が始まったら帰るつもりでいたのでしょう。

かなりの距離を駆けつけるので、間に合わないかも知れないけど、
間に合うか間に合わないかではなく、陣痛が始まったら駆けつける、
この躊躇ない決断が、なんともさわやかな気がするのです。
もちろん、自分のお金が出産費用もままならないほど少なければ、
事情は変わってくるでしょうが、やっぱり即断するのが気持ちいい。

日本ではここまで男が、妻の出産を大切に思うことは少ないけど、
芸能人家族で、出産子育てを第一に考えてスケジュールを決め、
これを優先させて、子どもと夏休みを過ごす人も増えているようです。
松嶋菜々子広末涼子は、子育てを自分でやっているので、
学校行事などがある日は、最初からスケジュールを入れないのだとか。

生活に困りさえしなければ、収入よりも家族が大切なのは、
当たり前のことだと思うのですが、日本ではこれが難しいようです。
家族や子どもとの時間よりも、仕事や収入を優先させる人が多く、
中には子育てを費用でしか考えない、経済優先の人もいるとか。
それは極端だとしても、収入よりも家族を大切に出来る人でいたいです。