お宮参り

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妊娠から出産、子育ての情報誌を見ると、
次々に様々な行事があって、紹介されています。
僕自身はそんなこと気にしませんが、妻は気にして、
あれこれやっておかないと、心配な様子です。
子どもが生まれてお七夜には、名前を書いたし、
32日目には、お宮参りがあると言います。

初穂料を払って、神社で祝詞をあげてもらう、
とまでは、あまり気が向かないのですが、
地域の八幡さまへ行って、お参りするくらいはよし。
と思って、井波八幡宮へお参りに行きました。
幸いに午前中は晴れて、陽も差したので、
冷たい風の中にも、暖かさを感じる時間でした。

と言っても、最近の井波八幡宮の様子では、
わざわざお宮参りに来る人も、滅多にいないようで、
前もって予約していかないと、神官もいません。
しかも井波地域では、お宮参りは32日目ではなく、
百日を過ぎたあたりで、行く慣習のようなのです。
と言うわけで普段着のまま、そっとお参りに行きました。

子どもを授かったことの感謝と、安産の感謝と、
そしてこれからも、善き日が続きますように、
45円(始終ご縁)の賽銭を入れて、祈ってきました。
あまりの晴天に、姫は眩しくて目も開けられず、
そのまま車に揺られて、眠ってしまいましたから、
親が何をやっているかなんて、知るよしもないのに。

それでもこれで、妻は母としてやるべきことをやり、
僕も父として、手抜き無く子育てをしている、
とまあ、そんな気になるから不思議なものです。
家に帰って、何枚か写真を撮ってプリントし、
いずれ写真立ても用意して、部屋に飾ってみましょう。
ありきたりの幸せを、一つずつ紡いでいきます。