家庭内別離

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ふたりで暮らし初めて以来、ずっと一緒に寝起きしていましたが、
二日前から急に、しばらく別々の部屋で寝ることになりました。
原因は僕の体調不良で、ほとんどは風邪の所為なのですが、
すでに2月下旬に掛かってきましたから、花粉なんかもありそうで、
日中はほとんど問題ないのに、夜中に喉や鼻が具合悪くなって、
喉がおかしくなって、咳が止まらなくなったりするのです。

姫と三人で寝ている部屋で、夜中に僕がゴホンゴホンとやれば、
姫はともかく、妻が目を覚ましてゆっくり寝ていられません。
それなくても姫の授乳で、ゆっくり寝ていられないのですから、
これ以上眠れないでは、イライラが募ってろくなことがないでしょう。
そこで僕は夜中の咳が治るまで、一人別室で寝ることにしましたが、
おかげで僕も彼女も、ゆっくり眠れるようになりました。

おかしなもので、それまでは夜中の授乳に手こずっていた妻は、
姫と一緒に3時間以上眠るようになって、睡眠不足も解消した様子。
僕は夜眠れなければ、自分のペースで起きているようになって、
結果としては、お互いに別々に眠った方が良い結果になりました。
せっかくいつも一緒で、ふたりで子育てと思っていたのですが、
やっぱり男には授乳が出来ないので、母親に任せた方が良さそうです。

ちょうど一ヶ月検診を終えて、姫の体調も成長具合も良いとわかり、
母乳だからと言って、求められるままにお乳を与える必要もない、
と教えられて、少しずつ母親ペースで授乳するよう挑戦を始めました。
姫が泣けば、僕はついつい早くおっぱいをあげればいいのに、
と思ってしまうのですが、本来はそういつでも授乳は出来ないので、
2時間くらいは我慢させて平気だからと、小児科で教わりました。

たしかにそうした方が、妻は妻で自分の用事を出来るようになるし、
僕も妻と一緒にお茶を飲んだり、自由な時間が取れそうなのです。
これから外出する機会が増えれば、授乳の心配もありますから、
2時間ほどの我慢が出来るようになれば、大きな進歩と言えるでしょう。
僕の体調が戻って、また一部屋で寝起きを共に出来るようになれば、
そのときは少し成長した姫と、また一緒に寝られますように。

写真は石黒麹店で買ってきた甘酒ですが、栄養のバランスも良く、
寒い日には体も温まる、なにより嬉しいご馳走になる飲み物です。