10日目の朝

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生まれてきてくれて、ありがとう♪
そんなフレーズが、どこかにありましたね。
小さな命は、大きな可能性の芽生えで、
これから先に、どんな人になるのか、
どんな女性に成長するか、楽しみです。

大雪の予報だった北陸も、今朝は晴れて、
気持ちのよい青空が、町の上に広がりました。
自宅での自然分娩をして、母乳で育てるために、
助産士さんの指導を受けて、本を読んで、
多くの人から助言も、たくさんいただきました。

小さな命の誕生に、様々な人から等しく、
喜びの言葉をいただきながら、こんな具合に、
世界が希望を、織りなすようになればいい。
そんな気持ちを胸に抱いて、新しい生命に向かい、
自らも生きていることの喜びを、感じています。

自然な食事で、自然な暮らしをする中で、
自然に妊娠して、自然に出産して子育てする。
たったこれだけのことが、どれだけ困難で、
珍しいことになってしまったか、考えるとき、
現代の不自然さに、少なからず不安を覚えます。

さらにこれから、膨大なゴミを出さないために、
毎日布おむつを洗濯して、半年間は母乳で、
余計なモノに頼らない、子育てをしたいと思えば、
このあたりまえのことが、いかに困難な時代か、
それはもう、驚くばかりの障害があります。

だけど今ならまだ、そうした自然な子育てを、
受け継いでいる人は、少なからずいるので、
僕らもその先人に、教えを求めて育てていきます。
持続可能な社会を作らないと、子どもの未来は、
悲惨なモノになってしまう、可能性が高いのです。

自然の循環に習い、自然農によって得た作物で、
日本の自然文化によって、生活の糧を得て暮らす。
そこに経済成長など無くても、人々は幸せになって、
世界中の人が手を繋ぎ、助け合って暮らせるはず。
僕はそう思うから、この子を大切に育てます。