石黒家で芋煮会

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大長谷は石黒家の、芋煮会に行ってきました。
いつも自然農でお世話になっている、石黒家ですが、
電話もない山の中の、一軒家にもかかわらず、
こうしたイベントをやれば、大勢の人が集まります。
自然農の連絡網の他に、個性の強い人たちが、
なぜか集まってくる、不思議な空間と言えるでしょう。

僕の住む井波からは、車で1時間以上掛かりますが、
何かあれば行きたくなる、安心できる空間でもあります。
今回は秋の芋煮会で、集まってきた人たちは、
それぞれ手製のお菓子や、手料理を持ってきました。
メインはもちろん芋煮スープですが、その他にも、
持ち寄りを含めると、20種類以上の料理が集まり、
10種類以上の、デザートを食べることが出来ました。

これだけ種類が多いと、少しずつ食べるだけで、
お腹が一杯になって、ついつい食べ過ぎてしまいます。
幸い天気が良かったので、しばらく横になって、
それからデザートを、思う存分にいただきました。
どれも皆手作りで、野菜たっぷりのものばかりなので、
食べ過ぎても心配ないし、美容にもいいものばかりです。

いつものことですが、石黒家や自然農の集まりには、
子どもたちがたくさん集まって、元気いっぱいな様子です。
年齢層が多様で、誰かしら子どもの相手をするに加えて、
子ども同士の場合も、年長者が年少者を面倒見る、
昔ながらの関係が、うまく機能しているように見えます。
赤ん坊の面倒を見るのが、上手な女の子もいて、
見ているだけでも、ほほえましくなってくるのです。

ここに来ていると、学歴や財産や資格や地位ではない、
もっと根元的に、人間に大切なものが何であるか、
自然に感じ取ることが出来るから、安心なのでしょう。
二人三人と子どもを産む人も多いので、子どもは増えるし、
それは喜びでこそあれ、イヤだと思っている人もいない。
衣食住と子供を作って暮らす、豊かな素朴さがあるのです。