利賀は紅葉が真っ盛り♪

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日曜日に大長谷へ行く時、利賀を回っていくと、
ちょうど百瀬のあたりで、紅葉が真っ盛りでした。
何度も車を止めて、しばらくあたりを眺め、
繰り返し携帯でシャッターを切った、その一枚。
毎年秋の紅葉の頃には、利賀へ来ていますが、
百瀬から天竺温泉に掛けて、紅葉がきれいですね。

冬には雪の多い場所で、寒さもひとしおと思われる、
そんな山の中だからこそ、紅葉も美しいのでしょうか。
寒さに揉まれて、色付く秋の美しさを見ていると、
自然界のバランスが、なんとなく伝わってくるのです。
美しさはいつも、何かしらの厳しさと共にあり、
何かを克服した時に、自然と表出するものなのでしょう。

快晴だったのは、この日曜日の一日だけで、
翌日にはもう天気が崩れ、曇り雨が続いています。
今年は暖冬になるだろうと、言われていますが、
心配なのは雪の量で、寒さそのものではありません。
うっかりすれば暖冬の方が、日本海の水蒸気が増えて、
大雪になることがあると、証明済みなのです。

山暮らしに憧れながら、適当な場所も見つけられないで、
古びた町家に住み続けるのは、山暮らしが不安だから。
大雪になった場合の、除雪に体力が間に合うのか、
彼女や子どもの具合が悪くなった時、どうするのか。
心配事を考えれば、切りがないから考えない、
そう思ってはいるけど、どこかで気にしている。

何かきっかけがあれば、と思いながらも、
具体的には、今住んでいる場所を住みやすくする。
またひと冬を、無事に切り抜けたいがために、
ああしてこうしてと、考えては少しずつ実行する。
そうしているまに、彼女のお腹が大きくなって、
真冬に生まれる子のことを、待ち望んで暮らしている。