南砺まちづくり市民会議・10月例会

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討論会イメージ
 
9月の総会で、毎月第一水曜日を定例会と決めて、
今回その第一回の定例会が、アスモの会議室で開かれました。
集まった人数は十数人でしたが、活発な議論があって、
発言しない人など一人もいないのが、この会の特徴でしょう。
なにしろまちづくり条例を、一から勉強して作り上げた、
熱心で行動力もある、頭脳集団の集まりなのです。

今のところ、まだ年齢的には若い人が少ないのですが、
発想の豊かさや情熱においては、年齢など感じさせません。
むしろ若いだけの集団よりも、活力に満ちているし、
すでに人生経験を積んでいる人たちなので、頼りがいもある。
こうした人たちの意見を実現すれば、老若男女を問わず、
人々にアピールできる、面白い集団になるでしょう。

今回もいくつもの議題はあったのですが、定款の修正など、
事務的なことはさっさと片づけて、本題に入りました。
最初に議論したのは、選挙後の議員に対するインタビューの件で、
これは僕らがやらなくても、必ずいくつか行われると考えれば、
僕らはもう少しインパクトのある、面白いことをやりたい。
発足するNPOの存在を、認知してもらいたいと言うわけです。

それなら新聞テレビでもやるような、インタビューではなく、
まして様々なペーパーや広報にも乗るような、アンケートではなく、
もっと生々しい、討論会をやってはどうか!となりました。
そこでTSTの番組を企画する話となり、さっそく手配をして、
来週中にも担当者と打合せをして、企画をまとめていく、
市民会議らしく、実にスピーディに動き出すことが出来ました。

また今後の運用資金を、どのように賄うかについても、
早く法人格を取った方が、市との協働を進める上でやりやすく、
具体的に出来る仕事もあるので、申請を急ぐことにしました。
定例会を開く前は、暗澹としていたいくつもの案件が、
会議が終わってみると、楽しみに変わっていたのは、
対話によって現状を打開する、僕らの手法の成果でしょう。

また最近の「協働のまちづくり」に対する、市の取り組みも、
パブリックコメントや傍聴などに、目を見張る成果がありますが、
市民がこれを活かす番で、なかなか対応が追いついていません。
そこで僕らの役割は、こうしたパブリックコメントを周知させて、
積極的に意見を言ったり、傍聴したりすることだとして、
これからの活動方針の、一つにしようと決めました。

まもなく南砺市議会選挙の告示が行われ、選挙が始まります。
南砺市の“協働によるまちづくり”も、いよいよ佳境にはいるので、
市民はこれを他人事にしない、当事者意識が大切になるでしょう。
僕らのNPOは、これからそこのところを大切にして、
おおいに対話する、議論集団になればいいかと思っています。
これを読んだ皆さんも、関心があれば参加してくださいね!