稲刈り始めました

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台風が去って、ようやく稲刈りの季節となり、
古代米の一種で背の低い黒米から、刈り始めました。
続いて脱粒しやすい餅赤米を、全部刈り取って、
これでもう、用意したハサ棒は一杯になりました。
最終的にはこの5倍ほど、稲がありますから、
ハサも5倍要るかと言えば、そうでもありません。

ハサに掛けた米は、一週間~10日ほどで乾くので、
晩稲の稲は、空いたハサに掛ければ済みますし、
他の人のハサも、順次終わって空いていくのです。
それを使わせてもらえば、わざわざ作らなくても済むし、
そのほうが無駄がなくていい、と考えています。

稲刈りしながら思うことは、毎年出来不出来が違って、
9種類作っている米でも、今年は餅赤米がよく育っています。
去年はこの米が不作だったので、今年は余計目に作ったら、
たくさん出来てしまったので、思惑通りにはいきません。
それでも不作よりはありがたいので、感謝しながら、
残りの米の熟成具合を、丁寧に見て回りました。

日中は一時暑くなりましたが、それももう長続きせず、
遠い台風の影響か、雲が早く流れる気持ちのいい天気です。
僕は久しぶりに弁当を持っていったので、昼は稲の中で、
ブルーシートを敷いて、のんびり青天井で食べました。
これから田畑へ来る日は、なるべく弁当を持参して、
のんびり風に吹かれながらの、昼食がいいようです。
今日は彼女が作ってくれた、サンドイッチでした。

食べ終わると、そのままシートの上で昼寝をして、
今日は午後の4時まで、農作業をして帰ります。
稲刈りの予定分が終わったあとは、茶豆の豆取りです。
今年も枝豆でいただいた茶豆を、来年も食べられるよう、
しっかりと乾燥させた豆を取って、来年まで保管します。
取り遅れて干からびた豆でも、芽が出るのが嬉しいですね。

畑にはまだナスやピーマン、トマトやゴーヤがなっていて、
取って帰ろうかと思いましたが、家にはまだあるので、
今日はそのまま、時間が来たとところで帰宅しました。
自然農の他の人たちも、5人ほどが集まってきて、
収穫の秋の農作業に、せっせと勤しんでいるようでした。