イチゴ農園・その後

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春から後継者を捜していた、イチゴ農園ですが、
思うように人がいないので、とりあえずの人が動いています。
いろいろ企画したい人はいるので、それはいいのですが、
畑に立って自ら動く、農作業の実践者が見つかっていません。
それもただ肉体労働ではダメなので、全体のスケジュール管理から、
細かい留意点まで把握して、農作業出来る人を必要としているのです

今まで何人か候補に挙がった人は、それぞれ思惑が合わず、
今のところまだ農作業の後継者と言える人は、決まっていません。
そんな状況の中で、なんとか農園を維持したいと言うことで、
僕も助っ人として行ったのですが、意外にも若い男性が一人いました。
彼は東京で大学を出たあと、田舎に戻って就職したようですが、
就職した農園が、農薬をたくさん使うので辞めたようです。

その後どうしたものかと、次の就職先が決まらないままだったのを、
知り合いの御縁で、このイチゴ農園に紹介されてやってきたらしいのです。
今のところ後継者とは決まっていないのですが、可能性はあるし、
僕が見ていても、マイペースの彼には向いている気がします。
誰か一人ちゃんとスケジュール管理できれば、人数は近所のおばちゃんが、
朝だけのパートに来てくれれば、それでなんとか間に合うでしょう。

今日は僕も朝からフィールドに出て、田んぼをイチゴ農園にするため、
水捌けをよくして、田んぼに残っていた藁を燃やして準備しました。
それからトラクターを入れて土をほぐし、紐を張って畝のあたりを付け、
そこに鶏糞などの肥料を入れて、土作りの下準備をしていきます。
準備が出来たら畝立てをしていくのですが、なにしろ広いフィールドで、
ここまでやっているうちに、夕方の5時になってしまいました。

それでもこうした仕事を、広々とした高台でやるのは気持ちが良く、
単なるお金仕事と思わなくても、やっていいとは思うのですが、
イチゴ農園の忙しい時期が、田んぼの忙しい時期と重なってしまうので、
両方をやっていくことは、かなり無理があって辛いのです。
そうでなければ、年間の収入的にも結構いいと聞いていますから、
自分でこの組合を、引き受けてしまう手もあったんですけどね!

さあ誰か、イチゴ組合と農園を引き継いでみたい人はいませんか!
出来れば若い人3~5人くらい、名乗り出てくれればいいんですけど・・・