市民の会派のタウンミーティング

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市長の市政報告が、タウンミーティングなら、
議会報告もタウンミーティングだろう!ってことで?
「なんと市民の会」議員による、ミーティングがありました。
以前からやっていた対話集会を、呼び方変更しただけですが、
今回は井波地区でしたので、足を運んで参加しました。

6月定例議会の報告としては、ざまざまな予算のことや、
桜ヶ池エコビレッジ構想の件、過疎地域振興条例の件などがあり、
これからのまちづくりを、協働で行うための課題も見えました。
そのあと「まちづくり条例」の話になって、説明がされ、
要点はポイントを上げて、わかりやすく説明がされました。

井波地区の課題も検討され、市のアンケートによれば、
福祉、子育て、高齢者対策が、要望のベスト3と紹介されました。
これはほかの地区と比べて、順位の入れ違いこそあれ、
大きな違いはないのですが、一つ気になることもあります。
それは若い世代が子育てを挙げても、高齢者は高齢対策を挙げるので、
高齢者の多い南砺市では、どうしても高齢者対策が多くなる。

だけどこれからのまちづくりを担うのは、若い世代なので、
若い世代からの意見を重点的に聞いて、配慮する必要はないのか?
参加者からは、そのためには調査員による調査の必要も指摘され、
今後の意識調査やアンケートの在り方に、提言が必要に思われました。
僕自身は若くはないけど、これからのことを考えれば、
老齢対策よりも、子育て対策の方に関心があるのですが・・・

さらに閑乗寺高原のスキー場廃止によって、跡地利用をどうするか、
あるいは井波の文化を保護する話では、旧道の魅力について、
たくさんの意見が出て、ミーティングはおおいに盛り上がりました。
井波は古い町なので、現在の表通りとは違う場所に旧道があり、
その道を辿るコースなど、興味深い話が次々に出てきたのです。

僕は個人的には、山間の過疎地域が移住しやすくなれば、
静かな場所で、ひっそりと暮らしたい希望もあるので、
過疎地域振興条例によって、どんな優遇策が出るかに関心がある。
だけど今は、協働のまちづくりを実現させるために、
19日は富山県市町村職員に、協働体験の研修をしてきます。