新しい田んぼ!

イメージ 1
 
自然農のことを、知識では知っていても、
実際にはやったことがない、初心者が集まって、
田んぼを借りて、米作りをすることになりました。
去年の秋から準備して、頼成の学びの場にも来てもらい、
ようやく実現にこぎ着けたのですが、雨の予報です。

昨日の予報では、午前中は晴れるはずだったのに、
夜寝る前に見たら、雨マークに変わっています。
それでなくても初心者なので、どうなることか心配で、
あれこれと準備してはいたのですが、万が一雨なら、
中止するしかないのですが、判断が難しい。

夜明けに起きて、ぬるま湯につけてあった種籾をあげ、
土用のふるいやバケツ、覆土を入れる袋なども用意して、
苗床に被せる藁なども準備して、ワゴンRは満杯です。
それでも雨なら、中止するしかないのが自然農で、
夜明けと共に見えてきた曇天を、恨めしく見上げました。

それでもなんとか雨は降らず、吹き出した風にも負けず、
新しく借りた田んぼに行って、準備をしていると、
一組、二組と参加者がやってきて、苗床作業が始まりました。
男手が無さそうな組は、前もってスコップ作業をやり、
みんなが不利なく農作業を出来るように、気も配ります。

次第に人が増えて、新しく産まれた赤ちゃんを、
連れてきて見せてくれる人もいて、賑わってくると、
早朝の心配は吹き飛んで、空模様もなんとか降りません。
風は強くて、小さな空バケツなど転がっていきますが、
昼近くには収まって、雨も降らないので作業は出来ました。

普段は農作業などやったことのない人が、活き活きとして、
子どもたちも、土を相手に一生懸命に活躍しました。
今回は井波の「ちびてら」と、高岡の「ひとのま」が参加して、
気がつけば、参加者の多くが子連れのお母さんたちでした。
自然に近しい農作業が好きな人が、更に増えてくれますように!