凄まじい暴風!

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今朝からずっと、凄まじい暴風が続いています。
予定通り、ハウス内の苗作りを手伝いに行きましたが、
ハウスがビリビリと揺れる強風に、ビニールが破れ、
一緒にいた春休みの子どもたちも、恐がる有り様です。
とても農作業を続ける状態ではないので、作業は中止になり、
風に煽られて、ハンドルを握りしめながら帰宅しました。

途中でいくつものビニールハウスが、骨組みだけになり、
マルチのビニールが飛んで、あちこちに引っかかっていました。
さらに走っていると、道路に大木が倒れ込んでいましたし、
突風が吹く場所では、僕の軽四など浮いてしまいそうでした。
それでもなんとか、井波の町に辿り着いたと思ったら、
珍しくレスキュー車が止まっていて、その先の方を見ると、
大型の箱形トラックが横転して、歩道の柵に倒れています。

車を止めて、写真の一枚も取りたいところでしたが、
この場所自体が、普段から突風の強く吹く場所なので、
ともかく僕が無事に通り過ぎることが、何よりも大切です。
ハンドルを取られながら、なんとか無事に通り過ぎて、
そのまま家に帰り、家の戸締まりを再確認しました。
井波はもともと、春先の風が強い土地柄ではありますが、
これだけ強いのは、ほとんど記憶にありません。

しかもこの風は、井波近隣だけではないようで、
富山県内一帯はおろか、西日本各地で吹き荒れており、
交通機関の影響も、いろいろ出ているような情報でした。
今こうしてブログを書いていても、僕の家は地震のように、
とこどき突風に煽られて、ぐらぐら揺れて感じます。
この暴風は、夜まで続くような予報ですから、
収まるまでには、様々な被害は免れないでしょう。

気象庁でも観測例のないほど、急速な低気圧の発達で、
まるでこの場所で、台風が発生しているような感じです。
昔は熱帯地方で発達した低気圧が、台風として北上しましたが、
やがて沖縄あたりの亜熱帯で、発生するようになって、
とうとう本州でも、台風が発生したのでしょうか?
異常気象の牙が、これからますます厳しくなるなら、
僕らは戦争以上の困難に、突入しているのかも知れない。

地球の歴史をみれば、いずれまた氷河期になるか、
そうでなくても、多くの困難は発生してくるでしょうが、
せめて人間の活動は、これ以上自然環境を壊して欲しくない。
これ以上問題を拡大しない、むしろ問題を縮小する、
あるいは問題を起こさない生き方が、必要になっている。
そう思うから、生き方としての自然農も広めたいのですが・・・