三寒四温

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徐々に春が訪れる様子は、三寒四温と表現されますが、
このところの天気の激変は、なかなか体がついていけません。
それでも着実に春は深まって、昨日田畑を見に行ったら、
すっかり雪の消えてしまったところが、増えているようでした。
そのせいでもないでしょうが、僕が農作業で使っている車の助手席に、
3週間ほど前から伸び始めたツルマメの芽が、こんなに伸びました。

なにせ車中ですから、いつまでもこのままでは息絶えるでしょうから、
よほど昨日地面に下ろそうかと思ったのですが、まだ早そうです。
ずっと車中で育ってしまったからには、寒さにも弱そうだから、
もう少し様子を見て、せめて雪が降らなくなったら下ろしましょう。
そう思っていたら、やはり今日は突然真冬に戻ったような寒さで、
朝から路上には雪が積もり、日中は冷たい突風にあられが降りました。

なるべくエネルギーの浪費を防ぐために、暖房温度も低めで、
僕の部屋は何年も前から、12℃の温度設定にしています。
基本的に寒いのは苦手ですが、体は次第に慣れてもくれるので、
今ではこの設定温度が寒いとは思わないし、温かい食事を取った後は、
この温度設定でさえ、上着を一枚脱ぎたくなる感じなのです。
図書館や役場へ行くと、たいがい蒸し暑く感じてしまうくらいです。

このところ農作業のお手伝いで、ハウスで苗植をしていますが、
僕らの自然農と違って、大量生産の苗は心の込めようがわずかです。
大量の苗用土を用意して、次々に苗箱に敷き詰めていって、
そこにさっさっと種をまき、芽が出て少し大きくなったら移植です。
ハウス内に苗の数だけポットを並べて、また次々に土を入れて、
そこに移植された苗は、やがて大きくなって市場に出荷されるのです。

市場に出回っている苗を見ると、あれもうそんな野菜の季節か?
と自分の準備の遅さを焦ったりしますが、路地ではこんなに早くはなく、
お店に並んだのを見てから準備しても、遅すぎることは無さそうです。
僕も種から育てる手が回らなかったりすれば、苗を買って育てるし、
そもそも砺波平野では、春の早い野菜は路地で育てるのは難しいのです。
まずはそろそろジャガイモの準備で、それからさあ何植えようか・・・