春の餅つき

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大長谷の石黒家で、春の餅つきがありましたので、
自家栽培の自然農餅米を持って、つきに行ってきました。
石黒家では、毎年年末と2月末と5月に餅つきをしており、
今年僕は3回とも参加するつもりで、餅米を作ってあります。
2月末は、北海道で漁師をしている長男も帰っているので、
久しぶりに彼と話をしながら、つきたての餅をいただきました。

写真はみんなで、餅をあんこ大福にしているところで、
茶色く見えるのは、トチ餅を使った大福でとても美味しい。
緑色のはヨモギ餅を使った大福ですが、作る後から食べるので、
ここにはなかなか貯まりませんが、これもやっぱり美味しい。
去年はイチゴ大福も作っていましたが、あまり人気がなくて、
今年は3種類の大福に、あとは食事用の餅になりました。

食事用と言っても、いろんなものを付けて食べますが、
大根おろし、納豆、エゴマ、きな粉、味噌などをまぶして、
さらに魚でダシを取った、野菜たっぷりのお雑煮まであります。
全部を一つずつ賞味するだけでも、お腹がふくれるのに、
全部美味しいので、ついつい二つずつとか食べてしまうし、
その他に煮物や鞍掛豆、赤カブ、鳥の薫製など盛りだくさん。

それはもう食べ過ぎて、お腹が一杯になりました。
さらにさらに、梓とフーちゃんが手作りのお菓子が出てきて、
もちろんこれも美味しくいただけたのが、不思議なくらい。
ケーキは別腹と言っても、砂糖もほとんど使わずに、
どうしてこんなに美味しくなるのか、感心してしまいます。
やっぱりそれぞれ、文子さんと小百合さんの娘なのです。

毎日のように、こんなに美味しいものを食べられるのも、
自分で作れるわけではないのだから、皆さんに感謝ですし、
これが本当に、豊かな暮らしってもんじゃないかな!と思う。
車とガソリンがなければ、こんな人たちとも会えませんが、
環境への負荷を少しでも減らして、循環型社会になれば、
将来は物資とエネルギーを、大量消費しなくてもいいのです。

なるべく小さな地域で、食とエネルギーを循環させて、
大量消費でない社会にすれば、持続可能な社会にもなります。
毎日のように、安心安全で美味しいものを食べているから、
もっと多くの人にも、同じ幸せを味わってもらえる社会にしたい、
そう思って市民活動をしているので、これもまた楽しいのです。
すぐれた知恵に根付く日本人は、もっと幸せになれるのです。