南砺市の環境の現況・課題に対する意見書

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先月20日に、南砺市環境基本計画・市民会議に参加した後、
意見書を出すことになっていたので、4日にメールで送りました。
僕は市民ワーキンググループの一員として参加しましたので、
なるべく自由な発想で、現況を斬新に改革することを旨として、
一市民として考えた意見を、次のように提出しました。

南砺市環境基本計画を考える、具体的な手順として、
1、市街地・中心部
2、散居村・農村部
3、五箇山・山間地
この3つのエリアに分けて考える手順でしたので、
基本的には、このエリア分けにしたがって考えましたが、
冒頭には、基本コンセプトも書いておきました。

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過剰なエネルギーと物資の消費は、
将来社会の維持を脅かす要因となることから、
南砺市地域を率先して循環型社会に転換する。

基本的に、
★自然環境はなるべく壊さないで整備をし、
 自然から得られる衣食住楽の恵みを再活用する。
★今まで行われている古い文化行事は整理して、
 新しい生活を望む人たちが移住しやすい環境を作る。
★衣食住とエネルギーを自給自足できる地域にして、
 地域として特性のある余剰分を他地域との交流物とする。
 
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1、市街地・中心部

「空き家の集中的利活用」
文化的集合地としての再利用へ

(芸術、文化、福祉の集中地域とする)
(車で走り回れなくなった人の、共生地とする)
(徒歩で買い物などの日常生活を、賄える地域に)
(農村山間地の食文化も、集約的に味わえる地域に)

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2、散居村・農村

「空き家と農地の一体型利活用」
循環型の農的暮らしが可能な地域へ

(新しく農的暮らしを求める人への便宜)
(屋敷林などを維持して暮らしたい人を登録し、
 維持できなくなった人との入れ替えを計る)
(風力・水力・太陽光などの循環型エネルギーを、
 集約的に活用した、スマートビレッジを目指す)
(散居村の自律性を、新しい技術で再生する)

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3、五箇山・山間地

「小さな集落単位で再生させる」
自然農などを含めた100%循環地域へ

(集落単位でスマート・ビレッジを企画し、
 他地域からの移住に便宜を図る)
(ビレッジごとに特徴のある循環型地域にする)
(集落に残るお年寄りは相談役になる)

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およそこんな内容ですが、
要は持続可能な循環型社会を目指して、
それぞれの地域に合ったスマートビレッジを目指し、
移住しやすいモデル地域を作ることから始めれば、
10年後20年後にも、活発な地域になると考えます。

まだこれから先も意見を出す機会がありますので、
他の人が考えつかないような、良いアイデアがあれば、
コメントいただければ、提案させていただきます。
新しい南砺市の在り方を、皆さんで考えていきたいです!