秋の稲田

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自然農の記事を書くのは久しぶりですが、
実際には、ちゃんと田畑には行っています。
ネギの種を蒔いたまま、研修へ行ったときは、
どうなったか心配でしたが、帰ってきてみたら、
ちゃんと芽が出て育っていたので、嬉しかった~!

でもって、この時期の主役はやっぱり稲ですね。
見ての通り、先日の台風で倒れた背の高い香り米だけは、
数株ずつ縛って、倒れないように手当てしましたが、
それ以外の種類の稲は、まったく被害はありませんでした。
みんな元気に、まっすぐ上を向いて伸びています。

こうやって見渡すと、いろんな色や形があって、
同じお米ではあっても、古代米は個性豊かですね。
特に鮮やかな色をしているのは、ミドリ米や赤米で、
今年は赤米だけでも、大きく姿の違う3種類あります。
これらは、あと2~3週間で稲刈りでしょうか。

そろそろ稲を干すハサの準備も必要ですが、
今年はどこに設けるか、畑と相談して思案中です。
まずはコシヒカリ、大正餅、赤米、黒米、かおり米、
それからイセヒカリ、ヒゲの赤米、ミドリ米と続いて、
最後のトヨサトは、たぶん11月の初旬に稲刈りでしょう。

例年通り、七種ブレンド古代米をご案内できるのは、
11月の下旬ってことになりそうですので、その頃には、
あらためて、お譲りできる量などもブログに書きます。
そして皆さんと一緒に、今年も収穫に感謝して、
また新しい年を迎えられたら、それが幸せですね!

秋の田畑は、陽射しも適度に暖かくて気持ちがいいし、
瑞々しい果物など、美味しいものを持っていって、
野菜や稲穂を見ながら食べるのは、最高にしあわせです。
家族がいて田畑があって、清々しい水と空気があれば、
それが人間にとって、一番大切なものだと思います。

だけど現代日本では、人は家にあふれる物を欲しがり、
大量消費を促すイメージ宣伝によって、平気で環境を汚す。
そして汚された環境をきれいにするため、お金に頼って、
さらに多くのものやサービスを欲しがる中毒状態です。
早く中毒から抜け出して、自然を大切に暮らしてほしい。

それが人間にとって、幸せへの王道だと思うのです。