「食べない人は病気にならない」
大量に生産される食料品に対して、大丈夫なのかどうか、
疑問に思う人は多いと思うのですが、それでは何を食べればいいか?
自然農による作物を食べていれば、放射能汚染でもなければ大丈夫、
とわかっていても、それを出来ない人は大勢います。
だけどこの本「食べない人は病気にならない」を読んでしまうと、
現在の食生活を変えない限り、病気になりそうな気がします。
そのくらい、売られている食品は病気の原因になっていることを、
著者の山田豊文さんは、様々な方面から検証されているようです。
疑問に思う人は多いと思うのですが、それでは何を食べればいいか?
自然農による作物を食べていれば、放射能汚染でもなければ大丈夫、
とわかっていても、それを出来ない人は大勢います。
だけどこの本「食べない人は病気にならない」を読んでしまうと、
現在の食生活を変えない限り、病気になりそうな気がします。
そのくらい、売られている食品は病気の原因になっていることを、
著者の山田豊文さんは、様々な方面から検証されているようです。
原発事故による被曝で、「ただちに害はない」が流行しましたが、
どうやら食品の安全基準も同じように、有害であっても、
ただちに害がなければ、何でも“安全”にされてしまっている。
この恐るべき“安全”が、たくさんの病気を生みだしていることで、
その治療や薬事によって、経済成長が維持されている感さえあるのです。
なんだかおかしな社会ですが、多くの人はマスコミに毒されていて、
次々に宣伝される有害物を、中毒になって食べ続けている。
嘘みたいな話ですが、読んでいると思い当たるフシがたくさんある。
それではあらためて、健康に暮らすにはどうすればいいのか?
この本では、「自然の良質な食べ物」を勧めていますが、
そのために大切なポイントが、5つあると言っています。
特に日本人は、動物性カルシウムを多くとると不具合があり、
カルシウムよりは、マグネシウムの摂取を心がけた方がいいとか、
牛乳は人間の食性に適していないから、避けた方がいいとも書いてある。
油に関しても、日常使う大半の植物油である「オメガ6」は悪玉で、
魚油や亜麻仁油、エゴマ油などの「オメガ3」をバランスよくとらないと、
益よりも害の方が大きくなって、健康を害するようになるとも。
さらには、加熱したものや精製したものばかり食べていては、
貴重なミネラル、ビタミン、食物酵素が不足してしまうと言うのです。
それではいったい何を食べたらいいのか?って話になりますが、
どうもこの段階になると、僕らが普段から目指している食生活になり、
自然農による野菜や、玄米食こそが体にいい!ってところに落ち着きます。
まわり回って、僕らが目指している暮らしに近づくのですが、
それでもなぜ「エゴマ」が大切なのか、あらためて認識もするわけです。
実のところ、この本を読んでから急にエゴマをよく食べるようになりました。
毎年栽培していながら、今年はあまり育たなかったのが残念ですが、
自然農栽培がいかに大切か、認識を新たにした気持ちがします。
さらにこの本では、「きれいな水」「日光」「休息」「新鮮な空気」
「運動」「よい姿勢」「断食」「脳(マインド)」にも触れて、
それぞれ良質のものを、バランスよく取り入れることを勧めています。
この辺の話は、以前からよく聞いていたことではあるのですが、
食べないことで体内に生まれる様々な要素が、生命力を活性化させる!
断食のメカニズムなどは、興味深く読むことが出来ました。
内容を全面的に信じるなら、現代人はスーパーで病気の元を買って食べ、
慢性的に病気を抱えながら医療の世話になり続ける、経済奴隷かも。
こうした見方が、あながち間違っていないように思うのは、
果たして僕だけの、偏った見方なのでしょうか・・・?
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