高岡市長との懇談会

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Eネットでは、毎年市長との懇談会を設けています。
今年はちょうど、Eフェスタの時期に重なりましたので、
新潟女性財団の大島煦美子さんのお話と同じ日に、
市長との懇談会が設けられ、僕も参加してきました。

以前は橘市長でしたが、彼は今では国会議員なので、
どこで何をされているのか、まったく分かりません。
国政と言うところは、不思議なくらい見えないところで、
市民意識とはまったく別次元で、事が進んでいる。
それに比べれば、市政や市長は身近に見えているので、
僕らとしても、相当噛み合った意見交換が出来ます。

今回は主に、協働をテーマにしていましたから、
その方面の担当課長など、行政側の出席も目立ちました。
写真前列、向かって右から紹介しますと、
今回の司会進行も努められた、島崎広報統計課長、
野村市民協働課長、そして高橋市長が中央で、
澤田男女平等・共同参画課長、太田男女平等推進センター所長、
の順に列席され、左端に見えるのが大島煦美子さんです。

対するEネット側は、18のグループ団体から、
21人出席があり、ほかに3人の傍聴者もありました。
行政側で市長らの後ろに並んだのは、事務局の人たちです。
総勢30人ほどですが、このくらいの人数であれば、
比較的意見も言いやすく、それぞれの存在感もあります。

僕はぴ~すフィルムネットとして、参加しましたが、
事前にクオータ制導入への提言、質問をしていたので、
ここでも、その是非や導入への意志を問いかけてみました。
澤田課長からの総回答では、女性職員の比率について、
かなり増えていることなどが報告されましたが、
いわゆる適正部署への女性配置ではなく、全部署で、
男女が均等に配置されている必要があると考えています。

例えば防災などで、以前は男性職員ばかりだったのが、
実際に震災などの対応にあたった場合、女性職員がいないと、
被災した女性の対応に、不備が生じてしまいます。
こうした経験から、今では防災にも女性職員の配備が当然ですが、
例えば道路整備や公園作りと言った、土木関係の仕事も、
女性感覚が必要ないはずがないから、女性参画が必要です。

つまりはどんな部署だって、男だけで考えていては、
不備が生じるのが当然だ、と考えて間違いないでしょう。
だからこそ、あらゆる公的な意志を決定する機関には、
両性をなるべく均等に配備する、クオータ制が必要なのです。

一度質問をすると、なが~い答えが返ってきますので、
なるべく多くの人に、発言の機会を持ってもらう意図から、
対話形式のやりとりで、内容を深めるまでには行きませんでした。
それでも今後の課題として、担当部署での課長との懇談会など、
もっと現場レベルでの、意見交換や勉強会として、
協働作業が重要だと確認しあえたことで、今回は良しとします。