個性的な夏野菜たち

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以前は一番に、自給自足の量を目指していたのが、
今年になって少し変わり、多様な個性を楽しむようになりました。
野菜作りの話ではありますが、引いては生活そのものの話でもあって、
今は少しずつ裾野を広げながら、新しいことに挑戦をしています。

世界中で絶滅する種が増え、生物多様性が叫ばれるようになっても、
その原因である過剰な生産をやめることなく、経済成長が求められる。
それはおかしな話ですが、おかしいと言う人もいないとすれば、
政治はやがて“裸の王様”となって、マスコミは困った笑いものです。
仕方がないからマスコミは見ずに、変わった野菜でも作ってみましょう。

ナスは黒いとは限らないし、大きく丸いものもあれば細長いものもある。
オクラなんか、きれいなオレンジ色のものがあって、味だって美味しいし、
ミニトマトの一種には、まるで果物のように甘いものもありました。
豆だって今年は、八種類以上は作付けして楽しみなんです。

よく見れば、種類は同じはずなのに違った形のものもあって、
それぞれの命のデザインって、すごいもんだなあ!って感心します。
きっと僕らだって、一見同じように見える人たちだって、
実は個性豊かで、一人ひとり違った命を生き抜いているはずです。
その真実の姿を見抜くことができれば、愛さずにはいられない。

たいしたものを生産しないし、人気モデルのように綺麗じゃなくても、
生きている命のデザインは、どれも完全無欠の不完全で面白い。
世界を深く見渡せば、裕福な人と貧しい人なんかいなくて、
愛の豊かな人と乏しい人だけが見える、なんて眼鏡もありそうです。

さあさ個性的な夏野菜さん、みんな違って、みんないい!なんて、
みすずさんが笑いながら見ているから、元気に大きくなりましょう!
大きくなったら僕が摘み取って、美味しくお料理してみます。
出来上がったお料理は、個性的な仲間と一緒に集まって、
わいわい笑いながら食べるけど、それは好きだ!ってことですよ♪