三番目の自然農畑

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砺波市頼成で自然農を初めてから、今年で9年目になります。
この間に田んぼの方は、新たに増やすことは出来ませんでしたが、
畑に関しては、サンタの森を使わせてもらえるようになって、
さらに去年から、牧場の馬場だった場所が使えるようになりました。
どちらも基本的には無料で、人の繋がりで実現したものです。

その馬畑の方も、今年は本格的に様々な作物を植えるようになり、
すでに菜花やイチゴや、エンドウ豆を収穫して食べています。
今年になって新たに植えたのは、ジャガイモ、ネギ、大根、ニンジン、
トマト4種類、キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、ナス4種類、
ゴーヤ、ピーマン、サツマイモ、オクラ、里芋、トウモロコシ、
そして今日は、黒大豆や、枝豆用の茶豆も場所を作って植えました。

ここは今のところ、馬のために何年も農薬を使っていないし、
馬の糞などで土が肥えているのですが、踏み固めて地面の下が固い。
そのままでは作物の根が張りにくいので、最初だけ鍬で畝を作り、
大量に生えてくる草を重ねながら、土が柔らかくなるのを助けます。
大豆類に関してはまったく畝立てもせず、そのまま種下ろしです。

4月の上旬から少しずつ作業を続けて、二ヶ月間でこれだけ広がり、
もうすっかり自然農らしい、みどりの農園風景になってきました。
周囲に木立もあって、ここでもいろんな鳥がやってきます。
イチゴなどは、赤い実を収穫しないでいるとすぐに食べられるので、
馬畑に行ったときは、最後に色付いた実を食べて帰るのが楽しみです。
もちろん、これから様々な作物が収穫できることも楽しみです。

自然農を始めて来年が10年目ですが、市民活動は少し手を引いて、
どちらかと言えば、これからは自然農と一体化した市民活動で、
何か楽しい企画が出来ればいいなあ、と考えたりしています。
源氏物語や、朗読や、政治参画は、手が回らなくなったのですが、
それでも「まちづくり条例」のお手伝いなどは、最後までやりますよ!