初夏の収穫開始

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エンドウ豆の赤い花が咲いて、収穫が始まりました。
ネギ坊主もすっかり立派になって、種取りももうすぐです。
ニンニクは花芽が出始めたので、これも美味しくいただきます。
タマネギも、今年はうまい具合に順調に育っているし、
大根は生長が遅いながらも、なんとか葉が育ち始めている。
ピーマンも、ジャガイモも、ラッキョウも、ナスも、キュウリも、
次々に育って、いかにも畑の様子が賑わって嬉しい季節です。

今日は畑の作業よりも、29日の畦塗りに合わせて、
田んぼの溝の整理や、畦土手の草の整理に行ったのですが、
ついでに畑の手入れをして、直播き稲のチェックもしました。
今年初めての直播き稲は、新しい試みでいろいろやってみたら、
うまく稲の芽が出たところと、出ていないところがあります。
総じて今回は、一箇所に撒いた種籾の数が2~3粒だったので、
来年は4~5粒にした方がよい、と記録しておきましょう。
今年は一部、稲数を補いきれなくなりそうなのです。

朝9時には農作業を始めていたのですが、途中休憩して、
午後の3時頃からは、馬畑にまで手入れに回って行ったので、
仕事が終わったのは、夕方6時を大きく回ってからでした。
今年初めて、一日に9時間以上も働いた計算になります。
とは言っても休憩や昼食弁当も取ったので、正味8時間くらい、
多くのフルタイム労働者が働く、普通の労働時間なんですが、
目一杯働いたので、十分に疲れて充実感もありました。

先月は、かなりの時間を原発震災の情報収集に当てましたが、
状況はわかったし、これ以上のことはわからなくてもいい感じで、
政府マスコミ報道も、すでにわかっていることの後追いばかり。
今月は市民講座が始まったり、映画の上映会をしたり、
市民会議は大詰めで、何度もリーダー会議があったりで忙しい。
もちろん農作業も忙しく、来月はさらに忙しくなるでしょう。
それでも食べることは、生きることの基本ですから、
食べ物を作ることなしに、生きていくことは出来ないのです。

平和運動も、人権活動も、地域の活性化だって食べることからで、
だからこそ南砺市は、過去にも未来にも豊かさが満ちあふれている。
この豊かさを活かさないで、人々の幸せな未来はないのだから、
まずは「問題を起こさない生き方としての自然農」を続けましょう♪