今年の稲は、直播きも!

イメージ 1
 
皆さんにお分けしている古代米は、例年通り苗床作りですが、
自分で食べるイセヒカリやトヨサトは、今年直播きに挑戦です。
写真で見ての通り、右端に見える去年の株間に種籾を下ろして、
そのほかの部分は、草の成長を抑えるために表面をひっくり返し、
種籾を鳥から守るために、藁を被せてカモフラージュしてあります。

事前に対応すべき問題は、鳥に種籾を食べられないようにする事と、
稲が芽を出して、少しは成長するまで草に負けないようにする事。
この二点の対策を考えて、このような姿になっているのですが、
なにしろ今年初めてのことなので、あろは様子を見ながら対応します。
自然農の面白さと醍醐味は、こうして自分で工夫できることであり、
失敗することはあっても、うまく行ったときの喜びも大きいのです。

なにやら例年になく寒い日が多かったりして、作物作りは不安ですが、
幸い富山県には原発はないし、唯一心配な志賀発電所は動いていません。
多少の気候不安などは、放射能の恐れに比べればなんとかなりますし、
自らが主体的に工夫できるところが、避難するだけの原発とは違うのです。
東電の罪は、放射能半減期と同じように長く償わなければなりません。

それにしても東電は、役員報酬を半分にします!だなんて非常識な!
あまりにも多くの人を、深い悲しみに落とす大罪を犯しておきながら、
役員報酬をもらい続けようだなんて、とんでもない人たちです。
彼らにも生きる権利は認めるし、それを奪えばいいとは思いませんが、
せめて被害者の窮状にレベルを合わせ、加害者としての贖罪をしてほしい。
そう考えれば、役員報酬などもらって良いはずがないと思うのです。

彼らのとんでもない常識は、電気事業法によって作られたもので、
この法律がある限り、彼らは原発建設の一切を経費として計上して、
それ以上の金額を電気代として、集めて良いことになっているのです。
経費が掛かれば掛かるだけ利益が増える、おかしな法律に守られて、
一番経費の掛かる原発を、作り続けたくてしょうがないのでしょう。

こんな詐欺みたいな電力会社を、法律で守る政治家による国政では、
この先もあまり期待できることはないのですが、滑稽なことに、
一部の政治家は、菅内閣打倒を画策していると聞いています。
菅内閣に問題解決能力がないとして、それなら今の政治家の誰が、
現状日本の転げ落ちていく窮状を、止められるというのか?
まったく思い浮かばないから、バカバカしく思えてしまうのです。