「懐かしい未来」を考える講座

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このところ政府マスコミでは、想定外とか暫定基準とか、
にわかに新しい基準が、必要になったかのような騒がしさですが、
こうした事態を危惧する人は、以前から大勢いました。
したがって今回の原発災害も、来るものが来た!って感じで、
こうなる前に止められなかったことが悔やまれます。

原発を推進する人の多くが、口をそろえて言うことは、
日本には燃料資源がないから、原発は必要だ!ってことですが、
原発も枯渇型のウラン燃料を使うので、遠くない将来枯渇します。
そこで核燃料リサイクルの、発想が出てくるのですが、
技術的に無理があるのか、10兆円規模の投資をしながら、
いまだに実用の見通しが立たない、幻の技術です。

それではこれからの社会に、何をエネルギーにすればいいのか?
誰でもがそんな疑問を持つのですが、答えはあります。
一つには、新エネルギー革命と言われるように、
太陽光、水力、風力、地熱、波動、潮流、バイオマスなど、
無尽蔵の自然エネルギーを使うもので、日本の技術は優れている。
優れているのに広がらないのは、電力会社が邪魔するからです。

そこでもう一つ、忘れてはならない重要なことに、
僕らは本当に、そんなに多量の電力が必要なのか?ってこと。
電力が足らないからから原発が必要だ!と言いながら、
電力会社はさらなる電力消費を求めて、オール電化を販売する。
つまり、際限なく需要と供給を増やして儲けたいだけなのでしょう。
こんな輩の尻馬に乗っていては、誰も真の幸せにはなれません。

創られた電力需要に騙されないで、自分たちの生活を見直し、
どのように生きればいいかを、自分の生き方として考えるために、
今年は5月~9月に、6回の連続講座を開催します。
これは富山県生涯学習カレッジ「自遊塾」で行うもので、
ボランティアですから、高名な先生方はお呼びできませんから、
僕が問題提起の材料だけ示して、みんなで考えるものです。

以下に内容を書いておきますので、興味のある方で、
富山県高岡市の駅前まで来られる方は、ご参加ください。

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 「懐かしい未来」を考えよう!
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場所:高岡駅前ウイングウイング7階
   生涯学習高岡地区センター学習室

日時と内容:
 5月28日(土)=「サステナ」と循環型社会
 6月18日(土)=ラダックの「懐かしい未来
 7月2日(土)=南砺市の「懐かしい未来
 8月6日(土)=コチャバンバ合意の未来
 8月27日(土)=市民活動と協働社会
 9月17日(土)=砺波平野(地域)の大きな可能性

参加費:全6回で2000円、24歳以下1000円

申込・問い合わせ先:
 県民カレッジ本部 講座受付係=電話 076-441-8401
   〒930-0096 富山市舟橋北町7-1 県教育文化会館内
または、
 県民カレッジ高岡地区センター 講座受付係=電話 0766-22-5787
   〒933-0023 高岡市末広町1-7 ウイングウイング高岡内

案内サイトはこちら。
http://www2.tkc.pref.toyama.jp/general/stdydtl.aspx?stdycd=00080453
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ただし、今のところ申込者はほとんど無いので、
最終的に5名以上の申込がなければ、開講しませんのでご容赦ください。