春はまだ遠く

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ようやく溶け始めた雪が、また降り始めています。
春はもう少し先へ、遠のいた感じですね。
それでも春に向けて、野菜の種や苗の準備が始まり、
これからはブログに当てられる時間も、短くなります。

日曜日の勉強会で、いくつかの大切なことを学びました。
まず市民活動の有効性について、
石黒さんが遠ざかっている理由を聞いたところ、
新しい法律やルールを作る多数決への疑問を言われました。

★「数で人を従わせることは出来ても、
   納得させることは出来ない。」

さらに、どんないい法律やルールを作っても、
理解できない人が多ければ、役に立たないのだから、
法律やルール作りには、大きな限界があること。

★「どんなにいい法律が出来ても、
   理解する人がいないと役に立たない。」

そこである種の絶望感から、厭世的になり、
孤立して自分の道を生きるようになるのですが、
そこであらためて気付くのが、人と人との関係です。

★「闘争は自分の中にあるものだけど、
   自分のためだけにあるのではない。」

ここで考え方を整理する発言があって、
中国に伝わる、人を動かす3種の方法を教わり、
これを活用することが大切だと学びました。

★「人を動かすには、法律によるか、教育によるか、
   説得によるかの三つの方法がある。」

ついつい僕らは、この中の一つに執着しがちですが、
時と場所によって、あるいは場合によって使い分けながら、
可能な限り、あらゆる方法によって挑戦すればいいでしょう。
しかもその目指す方向においてさえ、限定は禁物で、
常に謙虚に、自然を受け入れながら進む必要がありそうです。

僕は今、いくつかの市民活動に参加していますが、
周囲の人が思うほど、夢中になってやっているわけではない。
自分がやりたいように楽しんでやっているだけなのですが、
その意味の大切さは、まだ理解されない事のようです。

すべての人が幸せでありますように!
僕はそれを生き方として実践するだけです。