「なんとを想う!家族で想う!」作文部門最優秀賞

イメージ 1
 
先日、我が家には珍しくクール宅急便が届きました。
何事かと思って見たら、南砺市の「七転び八起き塾」からで、
彼らが今年から始めた「なんとの日」の企画の一つである、
「なんとを想う!家族で想う!作文・絵画コンクール」において、
作文部門の一般・高齢者の部で、最優秀賞に選ばれたと言うのです。

実はこのコンクール、何か書きませんか?と誘われていたのですが、
僕はずっと一人暮らしで、家族がいるわけではありませんから、
あまり気が乗らずに、何も書かないまま締切が過ぎていたのです。
ところが、用があって南砺市の協働課を訪れていたときに、
このコンクールの案内が置いてあったので、何気なく職員の女性に、
「もう締切ったんでしょ!どのくらい応募があったの?」と聞いたら、
「応募が少なくて成り立たないかも知れないから、書きませんか?」
と言われて、せっかくの企画を無にしたくないから書いてみた作文です。

急遽書くことにしたものの、何も下準備がありませんでしたから、
ここは自分のことを振り返って書くしかないだろう!と思いました。
10年前に南砺市に帰ってからの、市民活動に参加した経緯や、
最初は近隣の砺波市高岡市で、様々な活動に加わって活動するうち、
次第にもっと、自分が暮らす町の将来にも関わりたいと想うようになった、
そのあたりの事情を、正直に振り返りながら書いた作文だったのです。
どうやら一般・高齢者の部で応募した人は、数人しかおらず、
僕のは、コンクールの体裁を整えるための受賞だったかも知れませんが。

それでも宅急便の中には、立派な和紙の盾(写真)と賞状が入っており、
副賞として「南砺市の特産物セット」=米、味噌、蕎麦、和菓子など、
嬉しい商品をいただいて、さっそく美味しくいただいています。
「I love なんと!」のステッカーや、缶バッジなどもいただいたので、
これも何かで使って、せっかくの気持ちを大切にいたしましょう。

ちょうど昨夜には、まちづくり条例市民会議の有志による勉強会があり、
このところ形式的になりつつある会議を、もう一度見直そう!と、
積極的に関わっている人たちによって、その方法を話し合いました。
ここに詳細は書きませんが、僕も今のすすめ方には疑問を持っており、
いくつか修正したい事項で合意があったので、提案に賛成しました。
このブログや様々なML等を通して、日本や世界の動きにまで心を寄せ、
想うことを忌憚無く書いて、皆さんと意見交換も続けていますが、
その目指すところは、より良い現実社会を実現することに違いないのです。

なぜそのような理想を求めるのかといえば、自分の望みだからであり、
この世に生を受けて、自分なりに世界の正体を求めて生きてきて、
やっと何かわかったところで、それを皆さんと共有したいからなのです。
ストレートに言えば、みんなで幸せになりたいと願っているのです。
みんなが幸せになるために必要なことは、案外と少ないのであり、
現代人がやっている経済拡大は、多くが破壊行為でしかないことを、
粘り強くお話しして、将来に持続可能な循環型社会を作っていきたい。
生き方としての自然農に挑戦しながら、そんなことを考えるのです。
 
ちなみに写真の盾は、南砺市のシンボルマークをかたどったものです。