大豆を尽くす

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NHKの趣味工房シリーズで、この10月~12月に、
直伝“和”の極意「大豆を尽くす」をやっています。
僕らは同じく10月から、来年2月までかけて、
「豆と雑穀の味わい講座」をやっているのですが、
どちらも肉や魚を使わない、大豆と野菜料理が中心で、
豆腐や味噌を自分で作るところも、共通しています。

面白そうなので、テキストを手に入れて読んでいたら、
貝原益軒の「養生訓」の食養生のキーポイントを、
「好きなものを少し食べよ」の攻めの養生と捉えます。
「あれを食べてはいけない、これを食べてはいけない」
という守りの養生ではなく、何を食べたらいいか勧める。
その代表が大豆を使った豆腐、納豆、味噌などで、
三ヶ月間に様々な味わい方を紹介してくれる企画です。

テキストに載っている大豆、きな粉、湯葉、豆乳、
おから、油揚げ、納豆などを使った料理レシピだけでも、
ざっと数えてみたら、40種類以上が紹介されている。
しかもどれを見ても、特別な調理器など必要ないし、
僕にでも出来そうな簡単な料理ばかりなのです。
僕らの味わい講座と同じように、魅力的な講座です。

今日は試しに、一番最初に出ていて、簡単そうで、
なんとも美味しそうな、豆腐のおろし煮に挑戦して、
自分なりの工夫として、すりエゴマまで加えてみました。
豆腐とエゴマがよく合うことは知っていましたし、
エゴマの使い道を広げるため、自分で考えてみたのです。
結果は上々で、湯豆腐並の手軽さで簡単にできました。
写真は大方食べたあとで、残ったおろし煮の様子です。

僕ら主催の料理教室では、12月が豆腐作りで、
そのときには湯葉も作るし、2月には味噌も造ります。
見ていると、油揚げなども簡単に出来そうだから、
さらに納豆作りも加えて、バリエーションを増やしたい。
そうすれば、NHKの企画に負けない講座になる?
そんなことを考えながら、美味しくいただきました。