実りの秋

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今年もみごとに稲が育って、実りの秋を迎えました。
周辺のコシヒカリなどは、もう稲刈りを始めています。
僕は早稲品種を作っていないので、稲刈りはまだ先、
たわわに実った稲を見ながら、畑の手入れをしてきました。

今年の春は苗の育成が思うようにいかず、数が足りなくなり、
同じ自然農をしている仲間に、助けてもらったのですが、
それもすべて、立派に成長して田んぼを色づかせています。
来月はまた、農作業が忙しくなるでしょう!

写真に納めたのは、僕が作っている古代米たちで、
左から、赤米、黒米、ミドリ米、香り米の典型的なもの。
実際には赤米が3種類、黒米2種類、ミドリ米2種類、
それに香り米があるので、古代米だけで8種類作っています。

最初は6種類だったのですが、人からもらって種類が増え、
絶やさないようにし自家採種して、8種類になったものです。
これに主食用に作る、イセヒカリとトヨサトがあるので、
狭い田んぼに、10種類の米を作っていることになります。

それぞれの米を別々に脱穀からトウミ、籾摺りまですると、
全部手作業なので、結構手間暇が掛かってしまう。
今年も皆さんにお分けする「7種ブレンド古代米」は、
さらにブレンドの割合も調整して、味わい深くなるのです。

自然農を初めて8年になりますが、もともと素人なので、
いまだに心許ないままにやっている部分もあります。
それでもこうして、僕の命を繋いでくれているわけで、
これが人間の営みの基本なんだなあ!と納得するのです。

人間、まずは食の安心が大切でしょう!