自然農・試食会

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サンタの森で、南砺市里山博の一環としてイベントがあり、
そこで僕らも、「自然農・試食会」を試みています。
この時期は、南砺市のあちこちで様々なイベントがあるので、
むぎや祭りのような大イベント以外は、集客が難しいのが現実です。
それでも自然学校の加藤代表は、これぞ里山博の神髄!として、
サンタの森で「ツリーハウス作り・野外料理体験」を企画、
同時に手打ちそば打ち体験と、自然農試食会が行われたのです。

前日までの悪天候から一転、秋晴れの気持ちのいい一日でしたが、
事前に準備される予定だった、ツリーハウスのフレームが未完成で、
僕らの男手は、まずこの材木組みの準備から手伝いました。
これが思うように進まず、一日で完成予定だったツリーハウスは、
結局ボルトなどの材料も足りなくなって、今日は中止。
明日一日も掛けて、さてどこまで完成しますやら・・・・
こんな状態ではありましたが、子どもたちは楽しそうでした。

僕らの試食会も、会場へ訪れる人の数が少なかったので、
行列の出来るお店?のようには、参加者は並びませんでしたが、
森小百合さんに用意していただいた、試食料理は完売。
今回は看板娘にモデルになっていただいての、上の写真です。
今14才だそうですが、いつもお母さんの料理を手伝っていて、
お母さんが忙しいときは、彼女が料理を作るときもあるようです。
生きていく基本である、食のノウハウを知るのは大切ですね!

このイベントは20日もあるのですが、お天気はどうなのか?
気持ちのいい自然の高原で、子どもたちが元気に駆け回っていると、
お父さんお母さんも笑顔になって、楽しそうに遊んでいました。
ツリーハウスは、未完成のままに終わるかも知れませんが、
親子で一緒に走り回ったり、野外料理を作ったりした体験は、
きっといつまでも、子どもたちの心に暖かいものを残すでしょう。
手前味噌かも知れませんが、それが大切な宝物だと思うのです。

昔からの伝統を大切にするイベントは、もちろん大切ですが、
その心を思えば、自然豊かな郷土での生活感が色濃くあります。
だからこそ、伝統を過去のものに終わらせずに活かすには、
今の僕らの生活が、当時の彼らの生活以上に楽しめる必要がある。
祭りは生活を楽しくする仕掛けでもあり、その心を受け継ぐならば、
僕らは今、何を楽しめばいいのかを考える必要もありそうです。
南砺市では、この豊かな自然を活かせることが最大の課題でしょう。