「ミツバチの羽音と地球の回転」&「ぶんぶんカフェ」

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スタッフは12時に集合して、会場準備を始めたのですが、
打合せの詰めの甘さから、重要な役割の一人が大幅に遅刻です。
そのために、上映前に流す予定だった鎌仲監督からのメッセージが、
上映後になってしまうという、申し訳ないハプニングがありました。
さらに、遮光設備のない窓にガムテープで貼ったカーテンが、
上映中に剥がれ落ちて、それを貼り直しながらの上映となりました。

こんなハプニングだらけの上映会ではありましたが、人は集まり、
写真上段のご覧の通り、会場は用意した椅子が足りなくなる盛況で、
スタッフは椅子なし状態となって、床に座るか立ったままの2時間です。
それでも誰一人苦情もなく、茶菓を振る舞って誤魔化した感もありますが、
なんとか無事に、二回の上映会とカフェを終えることが出来ました。
有難いスタッフと、鎌仲監督に共感する皆さんのおかげです。

映画の方は、僕自身は3度見たことになりますが、そのつど新鮮で、
今日初めて2回見た若いスタッフの一人は、一回目ではよくわからず、
2回見てようやく内容が全部わかった!と言うのもうなずけます。
僕らはこの映画の前に、3回の「ぶんぶん通信」を見ているわけで、
そうした前知識なしに、この長編の内容を一回で理解するのは難しい。
2回見てようやくわかった人でも、立派な理解力と言えるでしょう。

そして今回、監督がスケジュールの都合で来ていただけなかったため、
監督の意志を汲んで、市民活動を繋げる場作りをしたいと考え、
初めての試みとして開いたのが「ぶんぶんカフェ」と言うものでした。
砺波平野に位置する6市から、市民活動に関心がある人に来てもらい、
自己紹介と意見交換をして、活動の環を広げようとするものです。
誰も後ろ向きにならずに茶菓を置けるよう、机の配置も工夫しました。

カフェに参加されたのは二十数人でしたが、皆さん活動されている方で、
最初の1時間だけ、全員に自己紹介を兼ねた活動紹介などをしていただき、
残りの1時間は、それぞれ関心のある人と自由に話していただきました。
話の内容は特に取り纏めず、自由に話ができればいいという感じです。
全員で話して纏めようとすれば、どうしても取りこぼしが出ますからね!
それよりも、話したい人が話したい人と自由に話せればいいのです。

今回はその場作りの試みとして、なんとか出来たように思います。
ボランティアで動いていただいた、貴重なスタッフの皆さん、
9時間もの長いあいだ、本当にありがとうございました!