初夏の自然農畑

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この写真を見せて、「畑です」と言えば、
よほど手入れが悪い!と思われるかも知れませんが、
これで絶妙に、バランス良く草も共生しています。

虫の被害はあっても、自然界のバランスで押さえられ、
作物を邪魔しない程度の草は、一緒に土を守ってくれる。
そこへ種を下ろし、控えめながら手を貸すことで、
自然に近い健康な野菜が手にはいるのです。

写真を大きくするか、距離を近づけないと、
何が写っているのかを判断するのは、難しいけど、
ここには、自分が食べる様々な野菜が育っています。

この写真に見えているだけで、
カボチャ、鞍掛豆、ピーマン、唐辛子、ニンニク、
大根、キュウリ、モロッコ、絹さや、ラッキョウ、ナス、
ネギ、キャベツ、人参(種取り用)、大根(種取り用)

写真には見えないこの続きに、
チシャ、ラッキョウ、人参、里芋、タマネギ、青大豆、
小松菜、ジャガイモ、トマト、白カブ、二十日大根、

違う場所で、エゴマ、サツマイモ、黒大豆、
サンタの森で、青大豆、大豆、タカキビ、モチアワ、

現代多くの日本人は、美味しいものが食べたいとお店へ行く。
だけど僕は、なるべくおカネで済ませたくないので、
自分で植えて、料理の仕方を教えてもらっていただきます。
問題を起こさない、循環型の暮らしを求めて始めた自然農ですが、
驚くほど美味しい自然をいただく楽しみが、ついてきました。

残念ながら、こうした自然農をやっている僕でも、
移動にはガソリンの車を使うし、ビニールだって使う。
だけど自然環境を、なるべく壊さない生き方を求めることで、
日常生活の様々な価値判断も、少しずつ変わってきます。

せっかく受け取った、奇跡のような人生の時間は、
おのずから自然の中にあって、その自然を味わって取り入れる。
ゆっくりと、循環する命の営みの中に深く身を置いて、
どこまでが自分かわからないまで、自然と同化してみると、
僕は灼熱の太陽や鮮冷な水が大好きになるのです!