雨の合間に

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今週末に田んぼの畦塗りがあるので、
雨の合間に、草の様子を見に行きました。
ついでに畑の様子も点検です。

このところ気温も上がって、雨が降り続き、
草の勢いも、一気に激しくなっている。
だけど自然農では、草や虫を敵としないので、
作物が負けない程度にしか、草刈りはしません。

すると見ての通り、作物の周りは草だらけ。
作物よりも強そうな草だけ、刈り倒して、
原則的には、その場所に敷き詰めて終わりです。

左上のカボチャは、草むらの中に点々とあって、
草に紛れて見失うので、側に棒を立ててあります。
左下にあるのは、これから種を取る大根で、
そろそろ種の重みで、倒れ始めているところ。

中央上は、ツルもの用にネットが張ってあって、
手前にキュウリとスナックエンドウがあり、
奥には絹さやも、伸びているのが見えています。
中央下のネギは、すでに一度土寄せをして、
今のところ順調に、大きく育ってきています。

右上のキャベツは、なかなか丸まりませんが、
出荷するわけではないので、これで十分でしょう。
右下のジャガイモは、周囲の草に紛れて、
これも知らない人が見たらわからないかも。

僕の自然農畑は、およそこんな感じで、
遠目に見ると、全体が草原のようなものです。
始めた当初は虫の被害もありましたが、
今は自然のバランスも取れてきたようで、
虫食いは、広がる前に止まってしまいます。

作物だけを育てようとすれば、害虫も繁殖する。
害虫を駆除すれば、自然のバランスが崩れる。
だから自然界の循環を壊さないように注意して、
その和の中から、作物をいただくのが自然農。

自然農には様々な解釈の仕方がありますが、
農法としてではなく、生き方として、
僕はそのように理解しています。