協働セミナー・「南砺市の事例」分科会を紹介

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来月、2月17日(水)の午後1時~5時の4時間、
富山市の県庁隣にある、富山県民会館において、
とやまNPO協働チャレンジセミナーが開催されます。
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 新しい地域づくりは「協働」から
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(参加費は無料で、どなたでも参加できます)

最初に、川副知子さんによる基調講演があったあと、
4つの分科会に別れて、みっちりと勉強会を行います。
その2番目の分科会を、僕がコーディネートしますので、
事例紹介をしていただく長澤孝司さん(写真)と、
県の担当者にも加わっていただき、簡単な打合せをしました。

長澤さんは、南砺市の協働課長をされているお忙しい方ですが、
今回は協働チャレンジセミナーの分科会を行うに当たって、
是非とも事例紹介をしていただきたく、お願いしたものです。
ちょうど去年の春から始まっている、南砺市協働の試みは、
富山県内で他の市町村が、これから協働を本格化させる上で、
様々な課題を整理する実例として、最適と考えたのです。
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(分科会2) 我らが“わがまち”実現のために

~協働作業で住民自治基本条例の原案作成を目指す、南砺市の試みから~
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南砺市では、このブログでも何回か紹介していますように、
南砺市協働のまちづくりワーキンググループを結成して、
将来的に、協働によるまちづくりを目指すことになっています。
08年の市長選挙で、今の田中幹夫市長が当選されてから、
市民との協働によるまちづくりが、本格化し始めたのですが、
その第一段階で、まず自治基本条例を協働で立案する企画です。

とは言え、田中市長がご自身でも言われているように、
協働の概念は、まだ市民にも行政職員にも理解されていない。
これを理解してもらうだけでも、何年も掛かるだろうし、
協働によるまちづくりが出来るのは、さらにもっと後になる。
つまり今は白紙状態であり、だからこそ今後のことを思えば、
今のうちに間違いのない基本条例を作っておく必要もある。

こうして、協働のワーキンググループが始まったのですが、
ちょうど去年の2月に協働課が新設されることになってから、
この一年間には、様々な試行錯誤が続いていたと察せられます。
それを長澤さんに報告してもらい、ついでに僕の方からは、
市民として参加して感じたことを、少し付け加えさせてもらう。
これを元に、参加者で課題の整理と今後の道筋を探ってみる。

ザクッと言えば、こんな感じの分科会を予定しています。
分科会に割り当てられた時間が、2時間たっぷりあるので、
30分間を事例発表とし、その後はワークと意見交換の予定です。
これからさらに、すべての自治体で市民との協働が課題になり、
自治基本条例のようなものが、制定されていくでしょう。
それをどのようにすればいいか?考える良い機会なのです。

これを読んだ皆さんも、可能であれば参加してみませんか?
問い合わせや申し込み方法は、下記サイトからリンクしています。
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1712/kj00008864.html